ヤハズモガニ

[和名・種類]

ヤハズモガニ

[学名]

Pugettia incisa

[英名]

-

[名前の由来]

矢筈藻蟹。眼窩外歯と肝域突起が癒合して、板状の矢筈になっていることから。

[分布]

函館以南

[科名]

軟甲綱エビ目カニ下目クモガニ科

[特徴・生態]

　水深30m〜100mの岩礁、砂泥底に生息するクモガニの仲間。
　額角を含めた甲長は2.5cmになります。甲面は胃域と心域が隆起して、1個ずつ顆粒を持ちます。額棘はやや開きます。眼後歯と肝域の歯が癒合して、板状になっています。甲の前側縁と後節は、扁平で太い毛に縁取られています。

[観察・感想]

　めずらしいカニが打ち上げられていました。すでにお亡くなりになっているのか、脱皮した抜け殻なのか、詳しく調査しなかったのでわかりませんが。あんまり触りたくないというのがありまして(^^;)
　もし生物学者とか専門家だったら、死骸でも平気で触ったり、調べたりできるんだろうなー。これといった専門知識もないシロウトの僕には、触るのは抵抗があってできないですねー。これから長く生物の写真を撮り続けていくことになると思うので、そのうち死骸も平気で触れるようになるかな？
　どちらかっていうと、死骸を見つけると、お墓を作ってあげるタイプだからなー。やっぱりね、供養してあげないとねー。調べようって気持ちにはなれないんだよなー。
　甲羅の形、脚の形、ハサミの形から、ヤハズモガニにしてみました。たぶんあっていると思いますが、あまり自信はありません。

[写真撮影]

2008年01月09日