[和名・種類] |
サカサクラゲ |
[学名] |
Cassiopea ornata |
[英名] |
- |
[名前の由来] |
逆さ水母。上下が逆さまで生活しているクラゲのこと。 |
[分布] |
鹿児島以南 |
[科名] |
根口クラゲ目サカサクラゲ科 |
[特徴・生態] |
砂泥底に生息するサカサクラゲの仲間。
傘は直径約5cmになり、大きなものでは15cmになります。平らな傘を逆さにして、4本の口腕を上に向けて、砂の上で生活します。傘縁に触手はありません。褐虫藻が共生するため、褐色をしています。
普段は遊泳せず、傘を下にして砂の上で生活しています。時に泳ぐこともありますが、しばらくすると砂泥底に戻ります。褐虫藻から栄養を得るほか、プランクトンなどを捕食します。刺されると痛みを感じる人もいますが、刺されると危険なウンバチイソギンチャクと良く似ているので注意が必要です。 |
[レポート] |
サカサクラゲの写真です。
水槽のガラス面にピッタリと張り付いている、サカサクラゲです。なぜかわかりませんが、サカサクラゲは逆さまになって生活をするクラゲの仲間です。傘の部分を下にして、触手を上に向けて生活しています。イソギンチャク的な生き方をしています。しかしイソギンチャクのように大きな獲物を捕食するようなことはないみたいです。体内に褐虫藻を共生させているためだと思います。もしかしたら、光合成だけで、エサは必要ないのかな?
泳ぐこともあまりしません。逆さまになって、じっとしていることが多いクラゲです。
本当にクラゲらしからぬ生活を送っているクラゲです。変わってますよねー。 |
[写真撮影] |
2010年07月17日 |
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