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タコノマクラ


タコノマクラ

[和名・種類]

タコノマクラ

[学名]

Clypeaster japonicus

[英名]

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[名前の由来]

蛸の枕。

[分布]

房総半島・相模湾〜九州

[科名]

ウニ綱タコノマクラ目タコノマクラ科

[特徴・生態]

 外海に面した水深数mの小石まじりの海底に生息するタコノマクラの仲間。
 殻長径は約10cm、高さは約3cmになります。殻は分厚く硬い茶色の楯形です。殻の全面に、長さ約1mmの短い棘で覆われています。全体に褐色で、花紋部は黒褐色、傷付いたり日光にさらすと緑色に変化します。背面に目立って大きな5枚の花弁模様があり、前方に向かったものは先端が開き、他は閉じています。
 産卵期は7月〜8月です。
 体の上に小石やゴミを乗せ、カモフラージュします。エビの刺網によくかかります。

[観察・感想]

 タコノマクラの殻の写真です。
 貝殻拾いをしていても、ほとんど目にすることのないタコノマクラ。丸一日探し回って見付けることができたら、かなりラッキーな感じです。いくら探しても、タコノマクラとかカシパンとか、見付からないんですよねー。見付けることができたのは、今までの人生では1回だけ。とても貴重なコレクションです。
 保存のために、トゲはすべて取り除いてあります。そのままにしておくのが良いのかもしれないけど、ジップロックに入れて密封すると、トゲで袋に穴が開いてしまうので・・・。こうして大切に保管しています。
 もっと色々な種類のウニやヒトデを掲載したいのですが、探してみると、意外と見付からないものなんですよ。引き潮の日に、潮だまりの中にジャブジャブと入って探さないと、見付けられないのかな?カメラを持ってし、電車に乗って帰ることを考えると、なかなかそこまで行動できないんだよなー。

[写真撮影]

2008年05月26日

[関連ページ]
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