北海道〜九州に生息する留鳥です。九州では少なく、寒地のものは冬になると暖地へ移動します。
市街地や農村で普通に見られ、庭の芝生や、畑に下りてトコトコと歩きながら昆虫や木の実を食べたり、樹上でカキの実などを突付いて食べます。
クチバシと脚はオレンジ色で、顔に不規則な形の白斑があります。腰は白色です。
繁殖期にはつがいで生活し、木の樹洞や人家の屋根裏などに枯れ葉や樹皮を運んで営巣します。巣箱も良く利用します。
秋冬は群れで生活をし、数百〜数千羽の大集団で、竹林などをねぐらとします。都市部の街路樹に集まり、糞害や騒音をもたらすこともあります。市街地で見られるムクドリ大の鳥には、ツグミやヒヨドリがいます。 |