丘陵や山地に住む留鳥です。
雑木林や、マツ林などにも姿を見せますが、シイやカシなどの常緑広葉樹林を好むため、暖地に生息数が多く、北海道では少ないです。
全長は約14cm、翼開長は約22cmになります。
胸、腹、背が赤褐色で目立ちます。頭上、喉は黒色、頬、額は淡黄色をしています。雌雄同色です。
繁殖期には樹上の上層を移動しながら、昆虫の成虫や幼虫を捕食します。秋には樹木の種子を好んで食べ、冬に備えて木の幹などに差し込んで蓄えます。
伊豆諸島の三宅島、御蔵島、八丈島だけに生息するオーストンヤマガラは生息数が減少している日本固有亜種で、環境庁レッドリストの絶滅危惧種になっています。 |