余命わずかな病気になってしまい、入院治療を続けていました。
治療室に行くため、寝巻きからガウンに着替えて、ベッドの上でうつぶせになりました。真っ白い牛乳のような液体や、透明な液体を身体のあちこちに注射され、さらに針治療も行いました。治療は痛くてつらかったのですが、自分の前のベッドで治療を受けている騒がしい外国人女性は、ガウンがはだけてお尻が見えていました。そのお尻を見ながら、つらい治療に耐えていました。
治療が終わると、母親が愛犬を連れて治療室まで来てくれました。母親以外にも、親戚が見舞いに来てくれました。なぜか上下逆さまのパーカーを着せられた愛犬は、尻尾がパーカーの帽子の中に納まっていて、とってもかわいかった。治療が終わったばかりなのに、激しく突進してきて私は尻餅を付いてしまい、上に乗って顔をペロペロとなめて歓迎してくれました。セラピードッグとして、特別に許可をもらったらしいけど、ウンチやオシッコをしようとするので、しつけの方は少々問題ありですね・・・
病院に愛犬を連れて来たのは、祖父のアイデアだったそです。「親の死に目に会えない犬もいれば、今では親の死に目を最後まで看取る犬もいるんだ」って、祖父が言っていたそうです。
私と母親以外は、親戚も、ペットの愛犬も、祖父も、みなすでに亡くなっている人なんですよ。とても不思議な夢でした。
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