[和名・種類] |
オオクロバエ |
[学名] |
Calliphora nigribarbis
Calliphora vomitoria |
[英名] |
- |
[名前の由来] |
大黒蠅。大きなクロバエのこと。 |
[分布] |
日本各地 |
[科名] |
ハエ目クロバエ科 |
[体色] |
青黒色 |
[時期] |
3月・4月・5月・9月・10月・11月 |
[特徴・生態] |
人家近くに普通に生息するクロバエの仲間。
体長は10mm〜12mmになり、やや大型です。体は青黒色で円味を帯びたハエで、斜後方から見ると胸背は灰白粉で覆われています。胸背の4本の黒い筋模様はケブカクロバエほど著名ではありません。オスの両複眼は相接します。下顎三角部の剛毛は黒色で、中胸気門は美しい橙黄色です。
幼虫はうじ虫形で、便池、動物死体、人畜の糞などに発生し、それをエサにします。成虫も同じ物をエサにします。 越冬形態は成虫です
卵→幼虫→サナギ→成虫の完全変態を行います。食べ物に300個〜400個の卵を産卵します。
人家内、特に便所などにしばしば侵入し、衛生上重要な種です。ハエが保有している細菌やウイルスが、感染症や食品など汚染にを招くことがあります。
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[レポート] |
種類を特定することのできなかった、ハエの仲間の写真です。いくら図鑑を調べても、該当する昆虫は見つけられませんでした。ハエとかアブって、種類が多いわりに図鑑には掲載されている種が少ないので、見分けるのが難しいんですよ。昆虫にそれほど興味がないので、ハエなんてどれも一緒だろうと思っていたんですが、実は色々は種類がいるみたいです。黒いのと、テカテカと光ってる2種類だけだと思ってた・・・(^^ゞ
特徴としては、この写真ではややわかりづらいのですが、実物はハエにしては触覚らしき2本のヒゲがやや長いです。
眼と眼の間隔が、やや広く開いています。眼の色は、赤褐色をしています。
前翅は薄くて透明ですが、やや黒色を帯びています。前翅の付け根に、退化した後翅らしき黄白色っぽいものが見えます。
あとは、身体全体に粗い毛がまばらに生えています。
種類がわかりませんでしたが、ハエと共に暮らす人から情報提供していただき、オオクロバエと判明しました。ありがとうございます。メスは眼が離れているらしいです。 |
[写真撮影] |
2008年05月13日 |
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