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マツバガイ


マツバガイ
[和名・種類]

マツバガイ

[学名]

Cellana nigrolineata

[英名]

Black lined limpet

[名前の由来]

松葉貝。
別名、ウシノツメ(牛の爪)。

[分布]

北海道を除く各地

[科名]

巻貝綱(腹足綱)オキナエビスガイ目(原始腹足目)ツタノハガイ科

[特徴・解説]

 外洋に面した岩礁に付着して生息するツタノハガイの仲間。
 殻は長さ約7cm、高さ約2cmになります。笠形で卵円形です。殻表は暗青色で、殻頂から約60本の赤褐色の放射状色帯があります。殻の内側は暗灰色で、殻頂部は橙色です。
 日中は1日平均120cm移動しますが、夜間は日中の約3倍も運動します。イボニシなどの肉食性の巻き貝に襲われると、外套縁(がいとうえん)を素早く殻表にまで広げて、外敵を追い落とします。
 日本内地に生息する笠形の貝では最大種になります。

[観察・感想]

 大きな付着貝のマツバガイ。似たような貝類がたくさんいて、見分けるのはとても困難です。正直に言うと、自分の力で見分けるのは無理かなーと思います(^^;)。見分ける時のポイントが、僕にはまだわからないんですよねー。
 笠形の付着貝は、食用にされることも多いみたいです。マツバガイも味噌汁に入れたりして食べることもあるようです。食べるために採っている人は見たことないけど・・・
 種類が見分けられるように、経験を積まないといけないですね。ちなみに写真の貝殻は、マツバガイで間違いありません。

[写真撮影]

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