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▼ ヒトヨタケ ▼

ヒトヨタケ

[名前] ヒトヨタケ
[学名] Coprinus atramentarius
[名前の由来] 一夜茸。短命であることから。
[分布] 世界各地
[科名] ヒトヨタケ科ヒトヨタケ属
[花色] 類白色
[花期] 4月5月6月7月8月9月10月
[特徴]  畑、公園、道端など、市街地でも普通に見られる腐生菌のきのこ。
 大きさは小型〜中型で、7cm〜20cmになります。
 傘は、はじめ長卵形で、のちに開いて鐘形となります。
 表面は灰色〜淡灰褐色で、中央部に鱗片をつけ、周辺は溝線があります。
 ひだは密で、成熟するにつれて白色から紫灰色、黒色へと変化し、反り返った傘の周縁部から液化してきます。液には多数の黒い胞子が浮かびます。
 柄は中空で、類白色をしています。下部には不完全なつばがあります。
 食用にもなりますが、アルコール類と一緒に食べると、激しい二日酔い状の中毒になります。
[感想]  気にして歩いていないと見落としがちになってしまいますし、見付けても名前がわからないことが多いのがキノコです。少しずつキノコの世界にも足を踏み入れようかなーと思っていますが、見分けるのはかなり難しいです。
 植物観察中、偶然、足元の草むらに生えていたキノコです。あやうく踏み潰してしまうところでした(^^ゞ
 大きさは意外と大きくて、10cmくらいはあったと思います。ヒトヨタケは束生するらしいですが、1本だけ生えていました。
[撮影日] 2006/04/14

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