熱帯アメリカ原産の、半つる性の常緑低木〜多年草です。
高さ50cm〜500cmになります。星状毛が生えます。
葉は互生し、心形です。縁には鋸歯があり、掌状に分裂します。
花序は腋生で、茎の先では頂生の花序になり、半開きで垂れ下がって咲きます。小苞はありません。萼は下方が筒状になります。花弁は5個、基部は合着し、雄しべの筒とともに合着します。雄しべ筒は上方で多数の花糸に分離します。ヒビリダムは交雑種で、赤色、桃色、橙色、黄色など、花色は豊富です。メガポタミカム(ウキツリボク、チロリアンランプ)は花弁が黄色、萼は赤色です。ストリアタム(ショウジョウカ)の花弁は紅色で、赤褐色の脈があります。
果実は刮ハで、分果は中軸から分離し、中に2個かそれ以上の種子があります。心皮は5枚〜多数で、花柱は心皮と同数です。
観賞用として栽培されます。熱帯〜亜熱帯にかけて、100種以上が自生しています。挿し木、実生、取り木で増やすことができます。
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