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タマシダ


タマシダ
[和名・種類]

タマシダ

[学名]

Nephrolepis cordifolia

[英名]

Tuberous sword fern

[名前の由来]

玉羊歯。地下の匍匐茎に玉状のコブがあることから。

[分布]

伊豆半島以南

[科名]

ツルシダ科タマシダ属

[花色]

淡褐色(葉:緑色に掲載)

[花期]

6月7月8月9月10月

[特徴・解説]

 沿岸部の日当たりの良い乾燥した地面、崖、樹上などに生える常緑性のシダ。
 茎はごく短く、ほぼ直立します。茎から針金状の根と細い匍匐茎を出し、新しい芽を付け大きな群落をつくります。匍匐茎には、水を貯える球状のコブがつきます。
 地上のものはやや立ち上がり、樹上のものは垂れさがり、30cm〜70cmの細長い葉を多数つけます。葉は一回羽状複葉で、主軸の左右に長楕円形の小葉を、数十対〜百対ほと付けます。
 胞子のう群は、羽軸と葉の縁との中間か、わずかに葉の縁側につき、苞膜は腎形です。
 観賞用に栽培され、園芸品種もあります。生花にも使われます。海岸近くのカナリーヤシの街路樹の樹上に群生します。

[観察・感想]

 カナリーヤシの街路樹があり、その上の方に大量のタマシダが生えていました。
 最初のうちは、カナリーヤシの葉っぱだと思い込んで気にしていなかったんですが・・・。だって、なんとなく葉っぱの形が似てるんだもん。
 だけどカナリーヤシの葉っぱじゃないらしいことを知ったので、写真を撮っておきました。シダ植物だろうっていうのはわかりましたが、種類を特定するのは大変でした。同じ植物であっても、シダ植物やコケ植物に関しては、まったく知識がないもので。
 タマシダは寄生植物ではありませんが、こんなにたくさん生えていて、カナリーヤシは大丈夫なのでしょうか。ちゃんと成長できるのか気になってしまいます。

[写真撮影]

2009年04月10日

北下浦行政センター
北下浦行政センター
カナリーヤシ
カナリーヤシ
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