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ヒイラギモクセイ


ヒイラギモクセイ
[和名・種類]

ヒイラギモクセイ

[学名]

Osmanthus × fortunei

[英名]

Fortune's osmanthus

[名前の由来]

柊木犀。ヒイラギとギンモクセイを掛け合わせた雑種から。

[分布]

生け垣

[科名]

モクセイ科モクセイ属

[花色]

白色(葉:緑色に掲載)

[花期]

10月

[特徴・解説]

 生け垣などに使われる常緑小高木。
 高さ4m〜7mになります。樹皮はコルク質のコブがあります。
 葉は対生し、葉身は長さ4cm〜9cmの楕円形で、先端はとがり、ふちには刺状の鋸歯が8対〜10対あります。ヒイラギに比べると、葉は大きく、鋸歯は小形で数が多く、全縁の葉はほとんどなく、表面の光沢は少ないです。
 葉腋に香りの良い白色花を束生させます。花は直径8mm〜10mmです。雌雄異株ですが、国内では雄株だけが知られています。
 ギンモクセイとヒイラギの雑種と考えられている常緑小高木。生け垣に良く利用されます。

[観察・感想]

 植物は好きなんですが、あらゆる植物が好きなわけではなく、あまり好きじゃないものもチラホラあったりします。
 私にとって、そんな仲間に入ってしまうのがヒイラギモクセイです。子供の頃、どういうわけかうちの近所にはヒイラギモクセイを使った生け垣がとても多くて・・・。学校に通うとき、手や足にヒイラギモクセイのトゲが刺さって痛い思いをしていたんです。だから私にとってのヒイラギやヒイラギモクセイの思い出というと、「痛い」しかなかったりします。
 動物の脳って、痛みに対する記憶が最も強く残ると言われていますので、私にとっての記憶は鮮明なまま残ってしまっています。
 一般的には、入ってきて欲しくない場所には、ヒイラギモクセイのようにトゲのある樹木を使って生け垣を作ります。きっと家主は、トゲのある人物なんだ・・・(^_^;)

[写真撮影]

2009年05月02日

野比
横須賀野比
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