[名前] |
オニドコロ |
[学名] |
Dioscoea tokoro |
[名前の由来] |
鬼野老。ひげ根からの連想による。
別名、トコロ(野老)。 |
[分布] |
本州以南、東アジア〜南アジア |
[科名] |
ヤマノイモ科ヤマノイモ属 |
[花色] |
淡黄緑色 |
[花期] |
7月・8月 |
[特徴] |
山野に多く生えるつる性の多年草。
根茎は肥厚して固くなり、ひげ根があります。苦味がありますが、食用にもなります。ツルは右巻きです。
葉のわきから長い花序を出し、淡黄緑色で6花被片の花を多数つけます。雌雄異株で、雄花序は直立し、雌花序は下垂します。おしべは6個あります。
葉は互生し、円心形、または三角状心形です。無毛で先はとがり、長さと幅がともに4cm〜12cmになります。葉柄は長く4cm〜7cmになります。
果実はさく果で、倒卵状楕円形で、3つの翼があります。種子の一方にも翼があります。 |
[感想] |
オニドコロ、タチドコロ、カエデドコロ、ヒメドコロ、ヤマノイモ。そっくりさんが非常にたくさんあります。ヤマノイモは花の形がまったく違うのですぐに見分けが付きますが、他のはかなり難しい・・・。葉の形が微妙に違うので、それで見分けるしか方法がないんだけど、固体によっても葉の形は微妙に違うわけで・・・
紹介している写真が、本当にオニドコロかどうか、ちょっと自信がないです。とりあえず「ヤマイモの仲間」と覚えておけば間違いないでしょう(^^ゞ |
[撮影日] |
2006年07月08日 |
[関連写真] |
オニドコロの花(2005年08月22日)
オニドコロの果実(2005年09月01日) |