▼ キクイモ ▼

キクイモ

[名前] キクイモ

[学名]

Helianthus tuberosus
[名前の由来]

菊芋。キクのような花と、地下のイモから。

[分布]

日本各地

[科名]

キク科ヒマワリ属

[花色] 黄色
[花期]

.7月8月9月10月

[特徴]

 荒れ地や、山麓などに生える、北アメリカ原産の多年草。食用として栽培されたものが各地で野生化しています。
 茎はざらつき、高さ1.5m〜3mになります。
 枝先に経6cm〜8cmの黄色い頭花をつけます。多数の筒状花を中心に10個〜20個の舌状花からなります。花期がイヌキクイモよりやや遅れます。
 葉は鋸歯のある卵形〜卵状楕円形で、3脈が目立ちます。
 軟らかい葉は食べることができます。塊茎(イモ)をイヌリンを含み、果糖や、アルコール類の原料とするために栽培されたこともありました。インキクイモは塊茎を作りません。

[感想]  キク科の植物は、イネ科の植物と同様、違いが良くわかりません(^^ゞ。どれも同じに見える・・・。種類を見極めるには、とにかく実物を良く観察すること、これに尽きると思います。子供のころから観察眼を身に付けておけば、一生、忘れることはないと思います。
 キクイモと、イヌキクイモは非常に良く似ていて、地域変種だとも考えられているようです。DNA鑑定待ちといったところでしょうか。


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