▼ ムヨウラン ▼

ムヨウラン

[名前] ムヨウラン
[学名] Lecanorchis japonica
[名前の由来]

無葉蘭。葉を持たないランのこと。

[分布] 本州〜九州
[科名] ラン科ムヨウラン属
[花色] 淡黄白色
[花期] 5月・6月
[特徴]  暖地の常緑林下に生える葉緑素を持たない腐生蘭。
 茎は無毛で、高さは30cm〜40cmになります。
 花は径約2cm、淡黄白色で、半開状になります。唇弁の中列片の内側に長毛があります。
 葉は退化して、りん片状となります。
[感想]  最初に見付けた時は、ずーっとセミタケか、カメムシタケだと思って撮影をしていました。めずらしいキノコが生えているものだなーと感激しながら、シャッターを切っていました。でも、林下で薄暗かったので、何枚撮ってもピンボケや手ブレばかり(^^ゞ
 家に帰ってキノコ図鑑を調べてみても、ちょっと違うみたい。まさかと思い、ラン科の植物を調べてみたら、そのまさかでした。生まれて初めて見た生の腐生蘭に感動しました。探してみると、意外とあるものですねー。
 写真は花も完全に終わって、タネの状態みたいです。



そらいろネット著作権表示
 
<UP>
 
<<BACK
<HOME>
NEXT>>