[名前] |
シキミ |
[学名] |
Illicium anisatum |
[名前の由来] |
樒。実の形から「敷き実」、または有毒なので「悪しき実」から。
別名、ハナノキ。 |
[分布] |
東北地方南部以南、済州島、中国、台湾 |
[科名] |
シキミ科シキミ属 |
[花色] |
黄白色 |
[花期] |
3月・4月 |
[特徴] |
山地、とくにモミ林内に多く生える常緑小高木。
高さ2m〜5mになります。
花芽は球形です。葉芽は長卵形です。
葉は互生し、葉身は長さ4cm〜10cmの長楕円形です。油点があり、傷付けると抹香の香りがします。
花は葉腋に、直径2cm〜3cmの黄白色の花を付けます。
果実は袋果が8個集まった集合果で、9月ごろに熟します。直径2cm〜3cmで、熟すと割れて、光沢のある種子が顔を出します。植物全体が有毒ですが、果実は特に猛毒で注意が必要です。
寺社や墓地などに植えられることの多い樹木です。中国料理に使う八角は、トウシキミの果実です。 |
[感想] |
今年は例年にない暖冬のせいですかねー、春に咲く花なんですが、12月に咲いていました。野生のシキミではないので、長期間、花が鑑賞できるように改良された園芸種なのかな?
図鑑で調べるまで、有毒植物だなんてまったく知らなかったよー。育てようと思って、木の実を拾ってきたんだよね。史跡巡り中、日蓮宗のお寺で見付けたんだよね、変わった形をした果実だなーって思って。それで持ち帰って図鑑を見てみたら、なんと種子が一番毒が強いだなんてぇ〜(^^ゞ。花は綺麗なんだけどなぁ〜。
このまま育てるべきか、処分するべきか、難しい・・・。でも、毒があるなら育てたい(^^ゞ |
[撮影日] |
2006年12月02日 |
[関連ページ] |
ベランダ園芸:シキミを育てる |
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