真言宗大覚寺派の寺院で、山号は普明山といいます。正式には、普明山法立寺成就院といいます。紫陽花の寺として有名です。
1219年(承久元年)の創建で、開基は北条泰時です。本尊は不動明王です。
新四国東国八十八箇所の83番札所、鎌倉三十三観音霊場の21番札所、鎌倉十三仏霊場の13番札所となっています。
弘法大師の空海が諸国巡礼の際、100日間に渡って虚空蔵菩薩の真言を百万回唱える虚空蔵求聞持法を行った場所と伝えられています。
1219年(承久元年)、三代執権の北条泰時が北条一族の繁栄を願って創建しました。
1333年(元弘3年)、新田義貞の鎌倉攻めの戦火で焼失してしまいました。
江戸時代、祐尊によって再建され現在に至ります。
境内には弘法大師像や聖徳太子1300年忌に建てられた八角の小堂があります。
平安時代末から鎌倉時代初期の僧・文覚の荒行像があり、境内にレプリカ像が置かれています。彫刻家荻原碌山は明治時代末期にこの像を見て感銘を受け、自身の代表作『文覚』を制作しました。
本尊の不動明王像の分身として、境内には不動明王立像のブロンズ像があります。縁結びの不動明王として人気があり、撮影した写真を待ち受け画像にすると良縁に恵まれると言われています。護摩木は護摩壇で祈祷さしています。
参道には般若心経の文字数と同じ262株のアジサイが植えられています。
愛らしい姿で心を和ませる「なでかえる」があります。善き心幸せを招きかえる「善心廻幸」を表し、イラストレーター田代卓氏がデザインしました。
江ノ電極楽寺駅下車 徒歩6分 |