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鎌倉海浜公園坂ノ下地区 |
由比ヶ浜、稲村ヶ崎の海岸線に面している鎌倉海浜公園。
3つの地区に分かれています。由比ガ浜地区は大きな芝生広場と遊具のあり、面積は2.5haあります。稲村ガ崎地区は展望台があり史跡ともなっており、面積は2.1haあります。坂ノ下地区は海の近くで2.3haあります。
晴れた日には海の向こうに伊豆大島や伊豆半島の山々を見ることができます。
坂ノ下地区は2ヶ所に分かれており、三角地と呼ばれる海を眺めながら一休みできる広場と、プールのある広場とに分かれています。
鎌倉海浜公園プールは50mプール、25mプール、児童プール、幼児プールがあり夏季のみ営業しています。
公園内には源実朝の歌碑が建てられています。小倉百人一首の第93番です。
源実朝は鎌倉幕府第3代の征夷大将軍です。源頼朝の四男で、兄の頼家が追放されると12歳で征夷大将軍になりました。始めのうちは執権の北条氏が政治を行っていましたが、成長するにつれて自身でも行うようになってきました。武士として初めて右大臣にも任ぜられましたが、翌年に鶴岡八幡宮で頼家の子の公暁に暗殺され、28歳で亡くなりました。歌人としての才能に優れた人物でした。
「世の中は つねにもがもな なぎさこぐ あまの小舟の つなてかなしむ」
世の中の様子が、このようにいつまでも変わらぬままであって欲しい。波打ち際を漕ぎ、綱を引かれている光景が、しみじみと愛おしく心の中に染み込んでくるようだ。こんな感じの意味だと思います、たぶん・・・(^_^;)
江ノ電長谷駅下車 徒歩15分 |
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鎌倉海浜公園坂ノ下地区の写真 |
史跡巡りの食事休憩にしようと思って訪れた公園、すぐ近くにコンビニがあったのでそこでパンやおにぎりを購入してやってきました。
時間を効率的に使いたいというのもあるし、お金がないというのもあって、史跡巡りではいつもコンビニで食事を済ませちゃっています。
あまり目立たないプレートがありました。
鎌倉海浜公園坂ノ下地区っていうみたい、調べてみると鎌倉海浜公園って3ヶ所に分かれていて、坂ノ下地区はさらに2ヶ所にわかれていました。
わかりづらいですねー。
公園に入るぞ、入るぞ、、入るぞおぉ・・・
入ったー!!
いっ、いや、本当はもっと前から入っているんだけど。
食事中になんとなく撮った写真。
左手にはおにぎり、右手にはデジカメです。
こんなところで石碑を発見!!
一体誰かと思いきや、鎌倉幕府3代将軍の源実朝じゃないですかー!!
まさかこんなところに石碑が建てられていたなんて・・・
源実朝って鶴岡八幡宮で暗殺されちゃった人なんですが、将軍になるよりも、歌人になった方が幸せな人生を送ることができたんじゃないかなって思います。
将軍になるのは、それこそ天下人で日本でたった一人の唯一無二の存在ではありますが、そういった立場が誰にとっても幸せだというわけではないんですね、それぞれの人に合った幸せの形があるってことなんだなーなんて思うことがあります。
歌人として生きていくことが出来たら、もっと有名な人になれたんだろうになー。 |
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