自由の女神

自由の女神

自由の女神

　自由の女神って、どういうわけか日本各地に建てられているんですよねー。お台場でも発見してしまいました。お台場海浜公園の中に建っていました。
　こちらの自由の女神は、かなり本格的に作られていました。日本各地で見かける自由の女神とは違って、かなり大きいです。
　別名、「台場の女神」です。
　自由の女神像はアメリカ合衆国の独立100周年を記念して、独立運動を支援したフランスから贈呈され、1886年に完成しました。アメリカ合衆国の自由と民主主義の象徴で、移民にとっては新天地の象徴となっています。1984年にはユネスコの世界遺産に登録さています。
　モデルはフランスの象徴マリアンヌさんです。
　高さは、像の頭の部分までが33.86m、台座からたいまつまでが46.05m、台座の高さは47m、台座部分も含めると93mになります。

自由の女神

自由の女神

　自由の女神って、なんでトゲトゲの帽子を被っているんだろう？帽子がクルクルクルーって回転して、手裏剣のように飛んで行く武器になるとか・・・
　気にしたことなかったのですが、左手に瓦煎餅みたいなのを持ってる。もしかして、本なのか？
　右手に掲げているのは、たいまつです。
　左手に持っている屋根瓦のような本は、アメリカ合衆国の独立記念日である「1776年7月4日」とローマ数字で刻印されている銘板です。えっち本ではありませんでした。もうひとつは「1789年7月14日」で、フランスの革命記念日です。
　気が付かなかったのですが、足元には引きちぎられた鎖と足かせを踏み付けています。弾圧や抑圧からの解放と、人類は皆自由で平等であることを象徴しています。
　女神が被っているのはブーメランや手裏剣ではなく冠で、7つの突起があります。7つの大陸と7つの海に自由が広がるという意味が込められています。
　手に光るものを持っていたりとか、頭に突起物を身に付けたり、何かを踏み付けたり、袈裟のような服を着ていたりと、仏像にも共通するものがりますね。
　ニューヨークに自由の女神は、冠の部分が展望台になっています。お台場海浜公園の自由の女神は、内部に入ることはできません。

自由の女神

自由の女神

　自由の女神と言えば。日本人にとっては、ラブホテルの象徴でしょうか。なぜかわかりませんが、ラブホテルの屋上には、自由の女神が建っていますよね。
　日本のフランス年事業の一環として1998年4月29日〜1999年5月9日まで、パリのセーヌ川に設置されていた自由の女神を設置されていました。
　その後、フランス政府からレプリカの制作が認められたため、フランスのクーベルタン鋳造所で、複製されたブロンズ製のレプリカが2000年に設置されました。高さは11mあります。
　記念写真を撮影したりするのに、人気のある観光地となっています。夜には、ライトアップも行われます。ボードウォークがあり、自由の女神像の近くまで行くことができます。
　お台場地区ではガンダムが台地に立っていたり、自由の女神が建っていたりして、観光名所が多いですね。ガンダムは高さ18m、自由の女神は台座を含めると高さ17.4mで、ややガンダムの方が大きいです。