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レインボーブリッジ |
ゆりかもめ芝浦ふ頭駅下車 徒歩5分
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青空にとても良く映えますね、日本を代表する吊り橋のひとつ、レインボーブリッジです。正式名称は、「東京港連絡橋」と言いますが、普通はレインボーブリッジと呼ばれています。レインボーブリッジの名称は、一般公募によって決められた名称です。
レインボーブリッジと聞いて真っ先に連想するのが、Mr.Childrenの『虹の彼方へ』です。ミスチルの曲の中でも、大好きな曲のひとつです。
レインボーブリッジは、港区芝浦地区とお台場地区を結ぶ吊り橋です。これだけ大きな橋になると、いくつもの地区を通ることになるし。とりあえず、港区海岸にしておきました。お台場地区では、港区台場や江東区有明になります。
千葉方面、神奈川方面から都心へ向かう交通を分散させ、慢性的な渋滞緩和と、東京臨海副都心へのアクセスを目的に建設されました。1987年(昭和62年)に着工し、1993年(平成5年)竣工しました。 |
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レインボーブリッジ |
ゆりかもめ芝浦ふ頭駅下車 徒歩5分
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どこからどこまでが、レインボーブリッジになるのか、正式な区分は良くわかりません(^^ゞ
これだけ大きな橋になると、いくつもの地区を通ることになるし。とりあえず、港区海岸にしておきました。
レインボーブリッジは、芝浦側アプローチ部は陸上部分が439m、海上ループ部が1026mあり、合計で1465mになります。ループ橋になっているのは橋桁の高さが50mもあるためで、レインボーブリッジの特徴のひとつとなっています。
吊り橋本体の部分は918mあります。一般的にレインボーブリッジと呼ばれる部分は、アンカーレイジ(橋台)部分を除いた798mです。本当はアプローチ部分も含めて、東京港連絡橋です。
お台場側アプローチ部は陸上部分が462m、海上部が905mあり、合計で1367mになります。 |
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レインボーブリッジ |
ゆりかもめ芝浦ふ頭駅下車 徒歩5分
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レインボーブリッジを見ていて思ったんですが、橋が歪んでるんじゃないかなーと・・・
やっぱり、レインボーブリッジって歪んでますよね?遠近の関係や見る角度のせいで歪んでるんじゃなくて、明らかに歪んでますよね?デジカメのレンズの性能の関係で曲がって見えるわけじゃなくて、実際に曲がっているように見えるんですよー。大丈夫なのかな?
東京港第一航路をまたぐため、中央径間長は570m以上必要で、桁下クリアランス50m以上を確保する必要がありました。
設計当時は話題になりましたが、豪華客船でもっとも有名なクイーン・エリザベス2号が通過できるように、橋桁の高さは52mに設計されました。しかし完成後、豪華客船の大型化が進行したため、多くの豪華客船は通過することができなくなったため、東京港ではなく横浜港に寄港するようになっています。
一方で、羽田空港の制限表面にかかるため構造物高さは東京湾平均海面から150m以下にしなければいけませんでした。 |
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レインボーブリッジ |
ゆりかもめ芝浦ふ頭駅下車 徒歩5分
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なぜかわかりませんが、屋形船がいっぱい。
屋形船って乗ったことがないからわからないんだけど、居酒屋での飲み会よりも楽しいものなのかな?自分だったら、屋形船に乗るなら、釣りをしたいと考えてしまうけど・・・
実は、屋形船にはほとんど興味がなかったりします(^^ゞ
レインボーブリッジを建設する時は、客船が通貨できる高さを確保するように設計されましたが。
最近では、船舶の大型化が進み、レインボーブリッジを通過することができない大型船が増えてきています。同様に、横浜ベイブリッジも、通過できない船が増えてきています。
大型客船、大型コンテナ船は、通過することができない状態です。そのため、横浜港を利用する船が多くなってきています。混雑する浦賀水道を通過しないで済むため、横須賀港が利用されるようになればいいのになー。横須賀港は半島だから、船から降りた後が不便だからなぁ〜・・・ |
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レインボーブリッジ |
ゆりかもめ芝浦ふ頭駅下車 徒歩5分
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レインボーブリッジといえば、この巨大な基礎部分。橋脚の下に基礎があるわけじゃなくて、橋脚から少し離れた場所に設置されています。ワイヤーを支える場所で、アンカーレイジ(橋台)と呼ばれます。ニューマチックケーソン工法で建設されています。海上に突き出て橋を支えているように見えるので、とても目立ちます。
吊り橋部は、幅は49m、中央径間は570m、主塔の高さ126mあります。主塔は一般的な吊り橋に用いられるトラス構造ではなく、ラーメン構造になっています。もちろんですが、中華料理のラーメンで吊り橋を支えているわけではありません。ドイツ語で額縁の意味です。
通行路は上下2層構造で、上層は首都高速11号台場線、下層は中央部に新交通システム・ゆりかもめ、その両側に臨港道路海岸青海線が通っています。ゆりかもめに乗ってレインボーブリッジを通っても、眺望が期待外れだったりするのは、この構造のためです。フェンスばっかりしか見えなかったりとか・・・
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レインボーブリッジ |
ゆりかもめ芝浦ふ頭駅下車 徒歩5分
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遠くから見ても大きいけど、下から見上げると思っていた以上に大きい感じますねー。自分にとっては、一番大きな橋といえば夫婦橋くらいだからなー。スゴイものを作ったものだよなー。
首都高速11号台場線を走れば、美しい眺望を楽しむことができます。特にオススメは、夜景です。
眺望を楽しむなら、レインボープロムナードがオススメです。下層の両外側には歩道が設置されており、徒歩で渡ることが可能になっています。しかも無料です。高いし、車は飛ばしているし、ちょっと怖いけど。自転車に乗って渡ることは禁止されているので、自転車から降りて押していくことになります。アンカーレイジ部分に展望台と休憩所がありましたが、現在は閉鎖されています。
調べてみたところ、自転車を押して通行することも不可能だそうです。袋に入れて担いで持ち運ぶか、台車を取り付けて押して運ぶしかないみたい。不便だよね・・・ |
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レインボーブリッジ |
ゆりかもめ芝浦ふ頭駅下車 徒歩5分
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太陽が傾いてきました。夕日にも映えますねー、レインボーブリッジは綺麗です。
アニメ『東京マグニチュード8.0』では、レインボーブリッジが炎上したタンクローリーの熱によって倒壊し、多くの被害が出ました。リアリティのある良い作品だったのですが、東日本大震災以降、放送されなくなりました。
アニメ『機動警察パトレイバー』でも、たびたび登場します。
織田裕二主演の映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』では、レインボーブリッジが舞台となりました。実際に封鎖されたのはレインボーブリッジではなく、良く似ている京滋バイパス久御山ジャンクションでした。台風による強風などで、実際に封鎖されることもあります。
その他、多くのアニメ作品、ドラマ、映画などに登場します。東京を象徴する景観のひとつということになりますね。 |
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レインボーブリッジ |
ゆりかもめ芝浦ふ頭駅下車 徒歩5分
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特に人気なのは、レインボーブリッジの夜景と、レインボーブリッジからの夜景です。どちらも、とても美しいです。
レインボーと言っても、虹色にライトアップされることは、あまり多くありません。クリスマスなど特定のイベントの日だけ、レインボーにライトアップされます。でも、レインボーにライトアップされたレインボーブリッジは、それほど綺麗ではありません(^^ゞ
ライトアップや曜日や時間帯によっても、変化するようです。
レインボーブリッジを見ると、他にもたくさんある吊り橋に比べて、シンプルでスッキリしているように見えませんか?凹凸が少なく、曲線で作られているような気がするとか。
実はレインボーブリッジには、ボルトやリベットがあまり使われていません。ほとんどを溶接で繋げているため、スッキリとした外見に仕上がっています。ミサイルで狙われないように、ステルス技術が用いられているわけではありません。
工場が好きな人とかが見ると、スッキリしすぎていて物足りないと思うかもしれないです。 |
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