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たぶんなんだけど、市川駐屯地に所属する東部方面航空隊のヘリコプター。たまたま上空を飛んでいたところ、写真撮影に成功しました。編隊を組んでの訓練飛行かな?3機がOH-6Dで、1機がUH-1HかUH-1Jのどちらかだと思います。
OH-6Dはアメリカのヒューズ・ヘリコプターズ社が開発した小型ヘリコプター。航空偵察や観測任務、ヘリ操縦士教育に用いられています。現在は後継機として、川崎重工業によって製造されたOH-1に任務が引き継がれる予定です。OH-1は非常に優れた純国産ヘリコプターでオススメです。
UH-1H、UH-1Jは、ヒューイの愛称で知られるベトナム戦争で活躍したヘリコプターの改良型です。設計思想は古いですが、派生型は民間・軍用問わず世界各国で活躍しています。物資空輸、人員輸送、患者後送、空中消火などの任務に就いています。 |
写真撮影:2008年01月08日 |
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立川駐屯地では、立川飛行場の管理・運営を行っています。東部方面隊直轄および第1師団隷下の航空部隊が駐屯しています。駐屯地司令は、東部方面航空隊長が兼務しています。立川駐屯地から直線距離で1km以内の場所に、東立川駐屯地があります。
立川広域防災基地における「災害情報の収集連絡及び救援活動等を行う自衛隊飛行基地」という特殊な性格を持っています。
立川駐屯地の所属部隊は、ヘリ映伝機による航空偵察活動を行っています。関東地方・甲信越地方で災害が発生すると、映像伝送装置を搭載した東部方面ヘリコプター隊のUH-1Jが緊急発進し、現場上空からの映像を上級司令部である東部方面総監部や総理大臣官邸・内閣府等の防災関係機関にリアルタイムで配信します。方面航空隊隷下には木更津駐屯地に所在する第4対戦車ヘリコプター隊も所属しているため、攻撃ヘリAH-1Sが偵察ヘリOH-6Dと共に飛来することもあります。
毎年、9月〜10月に、立川駐屯地の創立記念行事も兼ねて立川飛行場を共用する東京消防庁航空隊・警視庁航空隊なども参加した「立川防災航空祭」が開催されます。立川広域防災基地連絡協議会30機関の連携のもと、災害救助行動展示や防災装備品の展示、ヘリコプターを主とした航空機の編隊飛行や展示などが行われます。 |
写真撮影:2008年01月09日 |
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