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真宝山宗円寺です。 浄土宗のお寺で、鎌倉の光明寺の末寺にあたります。かつては真言宗のお寺で慶西庵と呼ばれていて、若宮神社のある場所に建っていました。しかし1528年(享禄元年)、村民の臼井惣左衛門が浄土宗のお寺として、現在の場所に建てました。 ご本尊は、阿弥陀三尊です。 本道には釈迦如来の涅槃図(ねはんず)があります。 三浦半島観光地図:横須賀市久比里・若宮神社 三浦半島観光地図:人物事典・臼井惣左衛門
鎌倉権五郎景政が片目で彫ったと伝えられる両面地蔵です。 鎌倉景政(かまくらかげまさ)は、平景政とも称し、平安時代後期の武将です。後三年の役では源義家に従軍して、右目を射抜かれながらも奮戦したといわれています。 三浦半島の歴史:人物事典・鎌倉権五郎景政
はてさて面妖な、どちらが表で、どちらが裏か。10体の両面地蔵です。 鎌倉権五郎景政が実際に彫ったのかどうかは定かではありませんが、実に不思議なお地蔵様です。
いくつもの庚申塔が建ち並んでいました。 1673年(延宝元年)と刻まれた角柱駒形の庚申塔は、根が地獄まで繋がっているといわれています。それがどの庚申塔であるのかは、確認できませんでした。もし確認できたら、地獄まで行って、戻って来たいものですなー(^^ゞ
建ち並ぶ庚申塔から少し離れたところに建つ、1基の庚申塔。 これは、1733年(享保18年)に建てられた庚申塔です。ちょうど享保の大飢饉の翌年に建てられているので、飢饉によって亡くなった人のための供養の意味もあるのかもしれません。 このときすでに、この地の地名には「久比里村」とあります。地名の由来はわかりませんが、久比里という地名はかなり昔から使われていたようです。