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 天神横穴

朱塗坏 京急追浜駅下車 徒歩数分
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朱塗坏
朱塗坏
 朱塗りの坏です。土師器製です。土師器は、「はじき」と読みます。
 土師器は庶民にとっては、食器として日用品として使われていた土器です。土器作りの専門集団といわれる土師部(はしべ)ができ、そこで大量に作られるようになったことから、文様はなくなり地方色もなくなりました。
 天神横穴は、追浜本町のどこかにあるみたいです。追浜本町といえば、商店街や住宅街というイメージがありますが、実はたくさんの横穴ややぐらなどがありました。その多くは宅地開発などで失われてしまいましたが、その中のひとつが、天神横穴だと思います。
 追浜本町は、昔の国名では相模の国になります。ちょうど追浜本町までが相模の国になり、そこより北が武蔵の国となります。

骨鏃 京急追浜駅下車 徒歩数分
地図
骨鏃
骨鏃
 骨鏃は「こつぞく」と読みます。
 骨を加工した骨角器です。獣の骨や、鹿の角などを材料とすることが多いです。当時生活していたわけではないので詳細はわかりませんが、漁撈具だったのではないかと思われます。矢の先端に付けるものです。
 土師器が使われていた時代にも、骨鏃が使われていたんですね。
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