|
京急追浜駅の裏側、湘南病院の隣にある公園です。
丘の上にある公園でとても見晴らしが良く、本牧沖から房総半島の山々にいたるまで一望することができます。
この丘は、後北条氏時代に朝倉能登守が領していました。山裾に陣屋を置いていたと言われ、江戸時代にも使用されていました。山の中腹には米蔵を設け、年貢米を収納したと伝えられており、「御蔵山」とも呼ばれています。
この丘は独立した丘になっていて、前面には川が取り囲んでいるので、かつては砦として使われていたのかもしれません。
三浦半島の歴史:人物事典・朝倉能登守 |
|
奇岩の並ぶ公園で、初めて見たときはこの公園自体が遺跡なんじゃないのかって思いました。これだけ変わった形の岩が並んでいたら、これだけで楽しいですよね。地質とか地学、地層の好きな人にとっても魅力的な公園だと思います。遊具なんて必要のない、自然の素晴らしい公園だと思いました。
追浜南町一丁目の多くのエリアは、陣屋が置かれていました。支配する領地の年貢の取り立て、法の取り締まり、治安維持にあたる役所です。戦国時代に朝倉能登守が初めてここに陣屋を置き、大津陣屋ができるまでは三浦半島の総陣屋となっていました。
長谷川長綱が三浦半島の総代官となり陣屋を使用し、その他にも前橋藩の酒井雅楽頭、川越藩の松平大和守、会津藩の松平肥後守、熊本藩の細川越中守、佐倉の堀田相模神、韮山の江川太郎左衛門らが、この地を支配し、陣屋を使用しました。 |
|
鷹取公園周辺の道は、このような細い小道が続きます。登ったり降りたり、落ち葉がたくさん落ちていたり、いろんな植物が生えていたり。この公園っていいなーと思いました。
近くにはドングリのなる木がたくさん生えている小道もあります。9月か10月ごろに行けば、いろいろなドングリがたくさん拾えるんじゃないかなーと思います。
三浦半島ではマテバシイが多いですし、街中の街路樹として使われるドングリのなる木もマテバシイですが、ここには違う種類のドングリの木が生えているみたいです。
かなり必死になって探したんですが、1粒も見つけられなかったぁ(T_T) |
|
少し気になったのが、この外灯の柱。外灯の上にあるのは、横須賀市の防災スピーカーだと思います。
形がとってもオシャレなんですよね。錆が出ているので鉄製かなーと思ったんですが、近付いて良く見てみると、コンクリート製にも見えるんですよね。正直言って、どっち製なのかわかりません(^^ゞ
以前使われていた、ガス灯の街灯のポールのようなデザインが、とてもオシャレだなーと思いました。 |
|
鷹取公園って意外と物騒な公園なんですね(^^ゞ。いい公園だなーと思ったんですが、残念です(T_T)
田浦警察署と、田浦防犯協会によって立てられた看板で、「夜の一人歩き、忍び寄る影にご注意!」と書いてあります。忍び寄る影は、決して僕のことではありません(^^ゞ
ま、まさか、鷹取公園は霊が出る心霊スポットだったとか?それとも、ひったくりや、痴漢かな?ちなみに、痴漢も僕ではありません(^^ゞ
追浜エリアには無数のやぐら、五輪等などがあり、五輪等の下からは写経石や人骨も見つかっているので、あながち霊が出るということもありえるかもしれません。 |
|
|