場所は、上町銀座商店街のアーケードが始まる手前にある階段を山のほうへ上がっていったところ。現在は、民家の下になっているので見ることはできません。
1947(昭和22)年に付近の小学生が発見しました。約9000年前のものです。縄文時代早期の土器や人骨などが発掘され、特に、平坂人骨は当時日本最古の人骨として注目を浴びました。発見された平坂人は成人男性と考えられ、病気か栄養失調を経験したことや、骨の変形などがわかりました。当時の生活がかなり厳しいものだったことが想像できます。
その後、30mほど離れた場所からもっと古い貝塚が見付かり、『平坂東貝塚』と名付けられています。
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