キチジョウソウ栽培-2006年10月26日-

[和名・種類]

キチジョウソウ

[学名]

Reinedkea carnea

[英名]

Reineckea

[名前の由来]

吉祥草。吉事があると花が開く、という伝説から。

[分布]

関東地方以西の本州〜九州

[科名]

ユリ科キチジョウソウ属

[花色]

淡紅紫色

[花期]

９月・１０月

[特徴・解説]

　暖地の山地、林など、やや湿り気のある日陰に生える多年草。
　太い根茎が地表を這って伸び、先端に常緑の葉を束生させ根を下ろし、群生します。
　花茎は高さ約10cmになります。先端に総状に淡紅紫色の花をまばらにつけます。花序の上部には、雌しべが退化した雄花がまじります。花被片は6個で、長さ0.8cm〜1.2cmで、下半部は筒状に合着します。花被片が反り返るので、6個の雄しべが目立ちます。
　葉は長さ10cm〜30cm、幅1.2cmの広線形で、根元から束になって出てきます。無毛で鮮やかな濃緑色で、3脈〜5脈ある葉脈が目立ちます。高さは花茎よりも高くなります。
　果実は、直径6mm〜9mmの球形の液果です。翌年、赤色に熟します。
　観賞用として、栽培もされます。

[観察・感想]

　特にこれといった変化がなく、葉ばかりがモジャモジャと茂って狭いベランダには邪魔なので、処分しようかなーと思っていました。どうせ処分するからってことで、枯れるまで水もあげずにそのままにしていたら・・・
　なんと、いつの間にかツボミが付いてたよー。どうせオイラにゃ吉事なんで来ないんだと思っていたので、びっくりしたー！まさかツボミを持ってくれるとは・・・。オイラにも何か吉事がやってくるってことなんですね〜。素敵なお嫁さんにでも出会えるのかな？いやー、今まで大切に育ててきて良かったなぁ〜(^^ゞ
　こうして、捨てる予定だったキチジョウソウは、捨てることができなくなってしまいました(^^ゞ

[写真撮影]

2006年10月26日