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[和名・種類] |
アゴハゼ |
[学名] |
Chaenogobius annularis |
[英名] |
Forktongue goby |
[名前の由来] |
顎鯊。 |
[分布] |
北海道以南〜屋久島、朝鮮半島 |
[科名] |
スズキ目ハゼ科 |
[特徴・生態] |
内湾の岩礁域の潮間帯に普通に生息するハゼの仲間。
体長は約8cmになります。頭は背腹に扁平で、体は次第に側扁します。口は水平に近く、著しく大きいです。両顎の歯は小さく、繊毛状歯列を形成します。地色はオリーブ色で、体色は暗色と白色の不規則な縞模様があります。胸鰭と尾鰭に暗色の斑点があり、尾鰭は半透明です。
生後1年で成熟し、産卵期は1月〜5月に浅所の石下に1層の塊をなして卵を産み付けます。仔魚は浮遊生活を送ったのち、底生生活に移行します。雑食性で、ゴカイ類、小巻き貝類、甲殻類、緑藻類などを食べます。
潮溜まり・タイドプールでは、非常に良く見かけることができます。潮溜まりの底砂に紛れています。個体数は多いものの、食用にはされません。外見や生態は、ドロメに良く似ています。
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[レポート] |
アゴハゼの写真です。
潮溜まりにいたアゴハゼを、追いかけて、追いかけて、追いかけてー、雪国まで行き、やっと捕まえることができました。捕まえることが目的ではなく写真を撮るのが目的なので、優しく捕まえます。逃げないようにギュっと捕まえて、内臓とか飛び出した写真なんて、掲載できないし(^^ゞ
オッサンが片手にデジカメを持って、素手だけで魚を捕まえるって言うのは、本当に大変なんです。洋服やズボンが濡れないようにするのはもちろんのこと、靴やデジカメも濡れないようにしなくちゃいけないし。油断していると、岩場に生えた海藻に足を滑らせてしまうし。観察用のアクリルケースとか、持ち歩いていた方がいいのかなー?リュックに入れておくと、すぐに割れたり、傷だらけになっちゃうしなー。
たぶんアゴハゼだと思うのですが、間違ってたらゴメンね。ハゼの仲間の見分けって、とても難しいんです。魚釣りに行って何もつれない時、ヤケクソになって潮溜まりで小さなハゼ釣りに夢中になったりとかもするんだけど。
私の手の平を見て、頭脳線がないとか、生命線が短いとか、指紋が単純すぎるとか、そういったコメントは受け付けておりません(^^ゞ |
[写真撮影] |
2008年05月28日 |
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