[名前・種類] |
シロギス |
[学名] |
Sillago japonica |
[英名] |
Sillagos |
[名前の由来] |
白鱚。白いキスのこと。
別名、キス。生まれた年のシロギスは、ピンギスと呼ばれます。
その他、キスゴ、シラギス、マギス、カワギス、キツゴ、アカギス。 |
[分布] |
北海道以南〜九州、朝鮮半島・中国・台湾 |
[科名] |
スズキ目キス科 |
[特徴・生態] |
内湾や沿岸の砂底域に生息するキスの仲間。
体長は約20cmになり、体は円筒形で細長いです。前方はやや丸く、後方では側扁します。吻は長く、上顎は下顎より長く、先端がとがります。両顎とじょ骨に歯があります。前鰓蓋骨縁辺は完縁、主鰓蓋骨には弱い1棘があります。
食性は肉食性です。
浅い砂底で群れて生活し、外洋に出ることはありません。音などに敏感で、危険を感じると砂中に潜む習性があります。6月〜9月に産卵し、体長約1.4cmの幼魚は8月〜10月に現れ、成魚と同じ砂泥地に生息します。成長が遅く、1年で体長約10cm、2年で体長約18cm、3年で体長約21cmになり、最大でも体長約28cmです。
延縄漁や刺網漁で漁獲され、釣りの対象としても人気があります。高級な食用魚で、淡白な白身魚で、上品で美味な魚です。
近縁種にアオギスがいますが、東京湾では1970年代に絶滅したといわれています。 |
[感想] |
浜辺に打ち上げられていたシロギス。漂着物っていうのかな?浜辺を歩いていると、色々な漂着物を目にすることができます。まれに冷蔵庫や洗濯機などの大型家電製品、プロパンガスなども打ち上げられています。
このシロギスはなんで打ち上げられてしまったんだろう?海底付近に生息する魚なので、波が荒くて打ち上げられてしまうようなことはないはずなんですが。釣り人がサイズが小さいからということで逃がしたけれど、弱ってしまっていて打ち上げられちゃったのかな?波に洗われてヒレは傷んでいますが、目の輝きは失っていないので、まだ新しいものと思います。
僕は貧乏人ですが、さすがに持ち帰って食べたりはしませんよー。有毒物質が流出して死んでしまい打ち上げられたなんてこともあるかもしれないし。天ぷらにすると美味しい魚なんですけどねー。 |
[写真撮影] |
2007年10月18日 |
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