水深10mの浅いサンゴ礁に生息する、ニザダイの仲間。
体長は30cm〜60cmになります。吻から目にかけて横線があり、背びれは黒色、臀びれは橙色、体側は灰白色です。体色は成長にともなって変化します。尾部の骨質板が、橙色で、角質の半三ヶ月状の鋭利な突起が前に向いて付きます。オスの尾びれ両葉の先端は、糸状に伸びます。成魚、幼魚ともに、背びれの外縁に白い縁取りがあります。
食べ物は、藻食性で、藻類を食べます。
単独でいることが多いです。テリトリーを守るため、近付く魚を尾部の突起で切り付けます。そのため、素手で掴もうとすると、怪我をすることがあります。
地域によっては、食用に利用されます。幼魚は、観賞魚として飼育されます。
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