[特徴・生態] |
水草が繁茂する大きな河川、池沼などに生息するイシガメの仲間。
甲長は約35cm、最大で39cmになります。背甲はやや盛り上がり、ドーム状となります。色彩は黒、暗灰色、暗緑色で、明色の放射状の不鮮明な斑紋が入ります。背甲には3対の筋状の盛り上がりが入ります。腹板は黒く、明色の斑点や放射状の斑紋が入ります。頭部は黒く、明色の斑点が入ります。
幼体は背甲に黄色い斑点が入り、後部縁甲板が鋸状にとがりますが、成長にともない縁甲板を除いた斑点は不鮮明になっていき、鋸状の突起もなくなります。
食性は動物食で、貝類、甲殻類、魚類等を食べます。大型の頭部は、貝類を噛み砕くのに適していると考えられています。 |