やや乾燥した森林、砂漠などに生息するアガマの仲間。
体長は最大で49cmになります。頭部は大型で、棘状の鱗が顎下に密集しています。体側面にも同様の鱗が並びます。体色は褐色、または灰色で、幼体では背面に斑紋が入りますが成長につれて消失します。総排泄孔から尾の付け根にかけて、オスはヘミペニスを収納しているため二股に膨らみ中央部が凹みます。メスはヘミペニスがないため、膨らみがありません。
地上棲ですが、木に登ることも好みます。昼行性で午前中は日光浴をし、体温が温まると捕食活動を行います。夜間には岩の下、木の影に隠れて休みます。威嚇の際には口を大きく開け、喉を膨らませたり頭を上下に振ります。繁殖期のオスも同様の繁殖行動をします。
動物食の強い雑食性で、おもに昆虫類を食べます・他に小型爬虫類、小型哺乳類、葉、果物、花なども食べます。成長につれて植物食の傾向が強くなります。
繁殖形態は卵生で、1回に10個〜25個の卵を産み、50日〜70日で孵化します。寿命は6年〜8年です。
日本国内では、ペットとしても飼育されています。 |