深い森林に生息するニシキヘビの仲間。熱帯の低地に生息しますが、まれに市街地や、低地、標高1200mの高地などにも生息しています。
世界一大きくなるヘビで、体長は最大は9.9mの記録があります。9mを越すヘビは、アミメニシキヘビと、南アメリカに生息するアナコンダの2種のみになります。アミメニシキヘビのメスはオスより大型になり、体長4.5m以上の個体はすべてメスです。ちなみに、5m以上になる大型のヘビは、アフリカニシキヘビ、アメシストニシキヘビ、インドニシキヘビ、ボアコンストリクター、キングコブラがあります。
動物園で飼育されることが多く、飼育下では21年生きた記録があります。
水辺を好みますが、木にも良く登ります。食性は肉食性で、水鳥、カモ、ネコ、イヌ、ブタなどを捕食し、家畜を襲うことで知られています。毒ヘビ以外で人を襲うヘビは、アミメニシキヘビ、アナコンダ、アフリカニシキヘビの3種です。
産卵期は4月〜10月で、10個〜50個の卵を産みます。約80日でふ化します。
アジア熱帯部には、インドニシキヘビか、アミメニシキヘビが分布しています。 |