[和名・種類] |
ワカメ |
[学名] |
Undaria pinnatifida (Harvey) Suringar |
[英名] |
- |
[名前の由来] |
若布・和布。 |
[分布] |
北海道南部以南 |
[科名] |
コンブ目チガイソ科 |
[特徴・解説] |
低潮線付近から潮下帯の岩上に生息するチガイソの仲間。
大型の海藻で、高さ1m〜2mになります。体は黄褐色で、大きな笹の葉状で、質は柔らかく粘りがあります。葉部に、通称「くき」と呼ばれる太い筋中肋があります。葉部の縁から、切り込みの深い葉片が羽状に出ます。成熟すると茎の両縁に、厚みと粘り気のある通称「めかぶ」と呼ばれる胞子葉ができます。
根は繊維状です。
冬春に繁茂し、初夏〜盛夏に枯死する温海性の一年生藻です。
きわめて古くから食用にされ、701年にはすでに大宝律令に記されています。胞子葉はめかぶとして食用にされます。日本各地で養殖が盛んに行われています。 |
[レポート] |
ワカメのメカブの写真です。
メカブの写真だけを撮影すると、なんだかまったく異なる生物のように見えますね。ただのワカメのメカブなんだけど・・・。自分が写真撮影するワカメって、なんだかいつも変な写真になっちゃうなー。って、意識して変な写真を撮ってるんだけど(^^ゞ
スーパーなどで売られているメカブは、この部分を細かくカットして、食べやすいようになっています。自分で切るのは、ヌルヌルとしていて難しいんですよ。どうしても小さく切ることができないので、大きくて、硬くて、食べづらいメカブになってしまいます。たまに、この状態のままスーパーで売られていることもあります。
ワカメのメカブって、以前は捨てられてしまう部分だったんですよ。あまり食用とはされず、地元で消費される程度のものでしかありませんでした。最近ではメカブダイエットなどもあって、人気があります。
ただ、流れ着いてきたメカブや、打ち上げメカブは、メカブ特有のヌルヌルがあんまり出ないんですよ。生えている状態のメカブじゃないと。 |
[写真撮影] |
2008年06月15日 |
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