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      | [名前・種類] | 
      カクベンケイガニ | 
      
     
      | [学名] | 
      Parasesarma pictum | 
      
     
      | [英名] | 
      - | 
      
     
      | [名前の由来] | 
      角弁慶蟹。 | 
      
     
      | [分布] | 
      相模湾沿岸以南〜中国・台湾 | 
      
     
      | [科名] | 
      エビ目カニ下目イワガニ科 | 
      
     
      | [特徴・生態] | 
      満潮線より高い位置の河口付近の陸上に生息するカニ。 
      甲幅は2cm〜2.5cm、甲長も2cm〜2.5cmになります。甲はほぼ四角形で、胃域と心域の間の溝以外は不明瞭です。甲の側縁は左右平行で、切れ込みはありません。 
      はさみ脚の腺節は鱗状の顆粒で覆われています。掌部はなめらかで、上面に2本〜3本の稜があり、黒色の棘状毛が並びます。雄の可動指の上縁に16個〜19個の顆粒が並びます。 
      あまり海には入りませんが、海岸からあまり離れたところでは生息していません。。雨や高波によってできた水溜り周辺に多く、岩の上をすばあく活発に移動します。 | 
      
     
      | [感想] | 
      カクベンケイガニの標本です。 
       あまり水の中に入ったりはしないで、河口付近などの陸上部分で生活しているみたいです。アカテガニほど海から離れたところで生活をしているわけでもなく、イワガニほど海に近い場所で生活をしているわけでもありません。ちょうどアカテガニとイワガニの中間あたりで、上手に住み分けをして暮らしています。海中にはイソガニやヒライソガニが生活しています。 
       生物の多様性や食物連鎖などを考えると、住み分けっていうのはとても大切なことのようです。同じ場所にくらすと、どちらかが駆逐されてしまうので。頭が良さそうに見えないカニですが、意外とうまく生息域が分かれています。 | 
      
     
      | [写真撮影] | 
      2007年09月26日 | 
      
     
      | [関連ページ] | 
      
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