[名前・種類] |
シワオウギガニ |
[学名] |
Macromedaeus distinguendus |
[英名] |
- |
[名前の由来] |
皺扇蟹。甲にシワがたくさんあるオウギガニのこと。 |
[分布] |
房総半島以南〜インド洋・西太平洋 |
[科名] |
エビ目カニ下目オウギガニ科 |
[特徴・生態] |
河口干潟、内湾域のマガキ群集の隙間、転石下などに生息するカニ。
甲幅は約3cmになります。オウギガニに似ていますが、甲は扇形で、甲面には横のしわが多く、特に側縁部では著しいしわがあります。このしわは、小顆粒が連続したものです。甲の前側縁には眼窩外歯の後方に、三角形の4歯があります。
はさみ脚は左右で大きさが異なり、小顆粒が密にあるため、著しいしわ状になります。指の先端は不完全な馬蹄形となり、オウギガニとは異なります。 |
[感想] |
シワオウギガニの標本です。
標本なので甲のシワなどが良く見えますが、海で生きているシワオウギガニを見つけても、見分けはかなり困難ですねー。似たような形をしたカニが何種類かいるので、たぶん種類はわからないと思う(^^;)
海にいるカニですが、淡水が混じる場所に多く生息するカニのようです。住んでいる場所によっては、淡水の混ざる海岸がない地域もあると思うので、そういったところに住んでいる人は見られないかもしれないですねー。うちの近くでも、川の流れ込む海岸はありますが、砂浜なのでカニは生息していないんですよねー。 |
[写真撮影] |
2007年09月26日 |
[関連ページ] |
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