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 黄鉄鉱

黄鉄鉱

[名前・種類] 黄鉄鉱
[英名] Pyrite
[組成] FeS2
[名前の由来] 黄鉄鉱、パイライト、愚者の黄金。
[産地] 宮城県柴田郡川崎町の笹谷鉱山、秋田県鹿角郡小坂町の小坂鉱山、秋田県北秋田市の阿仁鉱山、石川県小松市の尾小屋鉱山。
[特徴・解説]  各種の岩石、あらゆる種類の鉱床に含まれるもっとも分布の広い金属鉱物。
 通常は六面体の結晶で、結晶面はしばしば条線があります。他にも八面体、五角十二面体、これらの集形をなして塊状・粒状・鉱染状などになります。色は淡い真鍮黄色で、ときに褐色やその他の色に変化します。金属光沢を持ち、条痕は緑黒色ないし黒褐色、硬度は6〜6.5で金や黄銅鉱よりもはるかに硬いです。比重は5.0、断口は貝殻状、46.6%の鉄と53.4%の硫黄からなります。しばしばCo、Ni、Cu、Asを含みます。
 黄銅鉱、白金鉱に良く似ています。
 黄鉄鉱を焼くと亜硫酸ガスを生じ、これから硫酸を作ります。焼きかすは赤鉄鉱と同じFe2O3となり、紫鉱と呼ばれる製鉄原料になります。
[感想]  見るからに不思議な形をしていますねー。こんな形のものが自然界から産出されるというのが、ボクにとっては不思議でなりません。人の手によって加工された物のようにしか見えないんだけどなー。
 お店で売られているのも、たまに見かけますね。原石とか、パワーストーンを取り扱っているお店で販売されているようです。値段がどのくらいするのかまでは、わかりませんが・・・。見た目の不思議な形を考えるととても高価なイメージがありますが、工業的価値などを考えると、それほど高いものではないと思うんだけど。
 金色をしていることから、金と間違えて愚か者の黄金なんて呼ばれたりすることもあります。でも、金じゃなくても欲しいよね?
[写真撮影] 2007年09月26日
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