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ヒメハナギンチャク


ヒメハナギンチャク
[和名・種類] ヒメハナギンチャク
[学名] Pachycerianthus magnus
[英名] -
[名前の由来] 姫花巾着。小さなハナギンチャクのこと。
[分布] 本州中部〜奄美諸島、西部太平洋
[科名] ハナギンチャク目ハナギンチャク科
[特徴・生態]  潮間帯直下〜水深50mの岩礁性の海岸の砂だまりに生息するハナギンチャクの仲間。
 直径は約8cm、触手環は直径約15cmになります。触手の内外両面正中に、各1本の白帯を持ち、触手の色彩には紫系とオレンジ系の2系統あります。体の1点から隔膜ができ、その反対側に幼生時からあるもっとも古い隔膜が数枚あります。反対側正中から数えて4番目の角膜が、体の下端まで達する最長の隔膜となります。
 外洋性のイソギンチャクで、泥底の内湾には生息していません。触手に刺されると、強く痛みます。
[観察・感想]  ヒメハナギンチャクの写真です。
 ヒメハナギンチャクは、個体によって色彩変異のあるイソギンチャクです。刺胞動物の仲間は、個体による色彩変異のある種類が多いみたいです。植物なんかだと、個体による変異ってあまりないんだけど。個体差があればあるほど、シロウトの私にとっては見分けるのが難しくなるので大変です。できれば、名札とか付けていて欲しいんだけど・・・
 ヒメハナギンチャクは、ダイバーの人が詳しいんじゃないかなーと思います。海水魚の熱帯魚飼育をしている人も、詳しいかもしれないですね。地元の磯の潮溜まりで観察する程度では、見付けるのは難しいです。そもそも、地元の三浦半島には生息していないかな(^^ゞ
 刺されると痛いイソギンチャクの一種です。磯遊びで出会うイソギンチャクは、指を突っ込んでも痛みはないんだけど。ハナギンチャク類は、かなり痛みが激しいみたいです。
[写真撮影] ----年--月--日
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