[名前・種類] |
タテジマイソギンチャク |
[学名] |
Haliplanella lineata |
[英名] |
Orange Striped Sea Anemone |
[名前の由来] |
縦縞磯巾着。体に縦縞模様があることから。 |
[分布] |
日本各地 |
[科名] |
イソギンチャク目タテジマイソギンチャク科 |
[特徴・生態] |
内湾の潮間帯の岩礁に普通に生息するタテジマイソギンチャクの仲間。やや淡水の混じる汽水域に多く生息し、湾内などかなり汚染された場所にも生息しています。
体幹の直径は5mm〜15mm、触手環の直径は1cm〜2cmになります。体壁は濃オリーブ色で滑らかで、無紋のもの、黄色の縦縞を持つもの、オレンジ色の縦縞を持つもの、黄色とオレンジ色の縦縞を併せ持つものの4タイプあります。体壁の上端は深い襟となります。
内側の触手は時に異常に大きくなり、攻撃用、防御用に用いられます。 裂片法で殖え、クローンを異にするものとの戦いには、特別に大きく育った特殊な刺胞を身に付けたキャッチ触手が使われます。刺激すると体壁の槍孔を通して白色の槍糸を出します。潮が引くと体がしぼみ、触手が完全に隠れ、体壁の縦縞がよくわかります。 |
[感想] |
ヒザラガイの写真を撮っていたら、知らない間に映っていた謎の物体。このスライムのようなプニプニはなんだろうなーと生物図鑑を読み漁っていたら、やっと判明しましたー!
このプニプニは、タテジマイソギンチャクでした。イソギンチャクが乾燥した場所にいるとは思わなかったので、とても意外な感じがしました。でもこのタテジマイソギンチャク、もし水中にいたとしたら見分けがつかなかっただろうなー。海水の当たらない場所でしぼんでいたので、オレンジ色の縦縞が目立って見分けのポイントになりました。
たまたま映ったタテジマイソギンチャクなんで、ちょっとピントがズレてしまっています(^^;)。写真撮影の被写体がヒザラガイだったので、しょうがないですねー。 |
[写真撮影] |
2008年02月29日 |
[関連ページ] |
|