[名前・種類] |
ヒザラガイ |
[学名] |
Acanthopleura japonica |
[英名] |
- |
[名前の由来] |
膝皿貝。岩から剥がすと丸くなり、膝皿のようになることから。
別名、ジイガゼ、グズマなど。 |
[分布] |
北海道南部〜奄美諸島 |
[科名] |
ヒザラガイ綱(多板綱)新ヒザラガイ目ヒザラガイ科 |
[特徴・生態] |
潮間帯の岩礁上に普通に生息するヒザラガイの仲間。
体長は5cm〜7cm、幅は3cm〜4cmの長楕円形で、背部は高さ約1.5cmになります。殻は8枚です。殻板は灰褐色で、黒褐色の斑紋があり、幼殻には棘や小顆粒の放射列がありますが、成長すると磨滅して表面は平滑になります。尾板は三角形で扁平です。肉帯は灰白色と褐色が横縞になり、小さな棘が密生しています。
吸盤のような足で岩に付着し、剥がされると腹側に丸くなります。
産卵・放精は7月〜10月に行われ、そのタイミングは潮汐と関連しています。卵はゼラチン質の緑色のひも状の卵塊で、鰓の間にある左右1対の生殖孔から生み出され、肉帯後端下から放出されます。
肉は硬いですが、食用にされます。 |
[感想] |
違う個体のヒザラガイを写真撮影してみました。何匹もの群れをなしていると気持ちが悪く見えるので、1匹だけのヒザラガイの写真。うーん、でもやっぱり気持ち悪い・・・
食べ方は色々あるんですが、味噌汁にしたり炊き込みご飯に入れたりするみたいです。食べられる貝類ではあるけど、僕は食べる勇気がありません(TωT)。ベア・グリルスだったら、間違いなく食べるんじゃないかなー。昆虫なんかも平気で食べちゃうし。
ヒザラガイの仲間って殻が8枚あるんだけど、種類によってはヤスリ状になってたりして、裸足で踏むと怪我をしてしまうことがあります。フジツボなんかも裸足で踏むと怪我しちゃうことがありますね。特に海にいると、海水で皮膚が柔らかくなっているので、足の裏を切ってしまうことが多いんですよー。滑らないサンダルかなにかを履いていた方がいいと思います。 |
[写真撮影] |
2008年02月29日 |
[関連ページ] |
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