[名前・種類] |
アヌビアス・ナナ |
[学名] |
Anubias barteri var. nana |
[英名] |
Dwarf anubias |
[名前の由来] |
七星天道虫。背中に黒い紋が7つあることから。 |
[分布] |
西アフリカ、カメルーン |
[科名] |
サトイモ科アヌビアス属 |
[水温] |
20度〜30度 |
[水質] |
PH6.0〜PH7.5
軟水〜弱軟水 |
[光量] |
中程度 |
[底床] |
大磯砂、南国砂、流木、岩石 |
[特徴・解説] |
西アフリカ原産のサトイモ科の水草。
着生植物の一種で、砂のほか、岩や流木などに着生する強い茎と根を持ちます。湿度80%〜90%、気温30度以上の西アフリカの熱帯雨林の中で、乾季雨季の激しい水位変化を克服して生きる力強い植物です。湿度の高い状態を保つことができれば、テラリウムにも使用できます。
草丈は3cm〜10cmになります。
成葉は艶のある濃緑色の固い葉で、低光量でも新葉を作る能力があります。横走茎は這うように水中を伸び、まれに分枝します。成長は緩やかです。
広い水質に適応し、非常に丈夫で、悪条件でも短期間で枯れることはない性質から、入門用の水草として流通しています。アヌビアス・ナナの根は固いものの表面に活着するので、砂利を一切入れていない水槽でも、流木や石などに活着させ育成することができます。活着させるには、木綿糸などで一時的に固定すれば大丈夫です。 |
[感想] |
と、上の特長にもある通り、ビギナー向けという事で購入しました。値段は1ポット980円。僕の水槽の中で、一番高価な水草ですが量がたくさんあったのでこんなもんかなーといった感じです。外見も観葉植物のようで、観葉植物の好きな僕はとても気に入っています。葉の色がビロード状の濃い緑なトコもお気に入りの理由の一つです。でも、成長がとっても遅いみたいです。
ちーずの野草観察の経験からすると、サトイモ科のはず。しかも、ちーずの観葉植物育ての経験からすると本来は水草ではないはず。おそらく、観葉植物として育てた方が、成長が早いのではないでしょうか。特にハイドロカルチャーでの育成に向いてそうな気がします。霧吹きで葉水を与えてあげると良いのではないでしょうか。でも、実際のところは調べてないのでわかりません。(後日、実際に水上葉での栽培に挑戦しましたが、あまり成長しませんでした。水中の方が適しているようです。) |
[写真撮影] |
2003年10月15日 |
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