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ヤツデヒトデ
Coscinasterias actispina
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八手海星。腕が8本あることから。
男鹿半島・房総半島以南
棘皮動物門ヒトデ綱マヒトデ目マヒトデ科
潮間帯の石の下などの普通に見られるマヒトデ。 幅長は約7cmになります。腕は普通は8腕ですが、7腕〜10腕のものもあります。腕は約6cmの5角柱状で基部が細く、自切して脱落しやすいです。体色は暗緑色に赤色、または淡褐色に赤色の雲斑のあるものが多いです。背面は小棘でざらざらしています。 産卵期は6月〜8月です。成体になると体が2分裂して殖えることもあり、再生中の短い腕を持つものも見られます。
ヤツデヒトデの標本の写真です。 ニョキニョキニョキと大量の足が出ています。ヒトデって☆型をしているってイメージだけど、こうやって足がたくさん生えていると、ちょっと気持ち悪いですね。生きていると、足がニョロニョロと動くので、気持ち悪さに拍車をかけます。 足の本数を数えてみると、9本もありました。ヤツデっていうくらいだから、足は8本あるんだろうと思っていたのですが。実際には9本もありました。調べてみたところ、足の数は普通は8本ですが、7本〜10本のものもいるらしいです。
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