[特徴・生態] |
林、市街地の社寺林、公園の大木などでに生息するフクロウの仲間。
全長は約29cm、翼開長は約71cmになります。頭部〜背部は黒褐色です。腹面は白色で、黒褐色の縦斑が並びます。長い尾羽には黒帯が並びます。目の虹彩は黄色です。鳴き声がフクロウに似ていますが、大きさはドバトと同程度でフクロウより小型です。雌雄同色です。
日本各地の林に飛来する夏鳥で、暖地では越冬した例もあります。
夕暮れや日の出前に活動し、大型昆虫、カエル、小型の鳥を捕食します。光に集まる昆虫を狙って住宅地の街灯の周りを音もなくフワフワと飛び回ったり、電線やテレビアンテナにとまって鳴いている声が聞こえることもあります。
近年では大木や、昆虫類の減少とともに、個体数が減少しています。 |