[特徴・生態] |
山林に生息するフクロウの仲間。
全長は約24cm、翼開長は約56cmになります。コノハズクよりやや大きく、羽角も長めです。目の虹彩は橙色です。顔状の頭部前面に黒色の縁取りがあります。首には灰黄褐色の筋があり、襟のように見えます。足指にも毛が生えています。雌雄同色です。
冬になると、大木のある寺社林でも見かけることがあり、時には市街地の公園に飛来することもあります。冬には単独でいることが多いです。木の穴に隠れていると、長い羽角と大きな目が、ネコのように見えます。
夜行性で、日中は枝上で休んでいることが多いです。夕暮れから行動を開始し、ネズミなどの哺乳類、小型の鳥類、トカゲ、カエルなどを捕食します。
繁殖期にはつがいで縄張りを持ちます。 |