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 ハシビロコウ

ハシビロコウ

[和名・種類] ハシビロコウ
[学名] Balaeniceps rex
[英名] Shoe billed stork
[名前の由来] 嘴広こう。クチバシの広いコウノトリのこと。
[分布] ビクトリア湖周辺
[科名] コウノトリ目ハシビロコウ科
[鳴き声] ほとんど鳴かず、嘴を開閉させて音を出します
[時期] -
[特徴・生態]  人のいない沼沢地に生息する大型の水鳥。
 全長は約145cm、体重は5kg〜6kgになります。嘴が異常に大きく、頭も大型です。羽色は全身灰色で、背は縁色光沢があります。雌雄同色です。
 普通は単独かつがいで生活しますが、ときに群を作ることもあります。動物の屍肉、魚、カエル、小型哺乳動物などを食べますが、特に肺魚を好みます。沼地のほとりで、ひたすら肺魚に気が付かれないように動かずに待ち続け、肺魚が水面に上がってきた瞬間に襲いかかり、丸呑みにします。
 巣は地上に、草などを高く盛り上げて作ります。卵は白色で、普通は2個産みます。
 コウノトリに近いとされていますが、首をすくめて飛ぶ姿勢はサギの仲間に近い特徴とされています。近年のDNA研究においては分類群の異なるペリカン目に近いのではないかという報告もあますが、まだはっきりとわかっていません。
[レポート]  動かない鳥として有名なハシビロコウ。動物園ではたまに動くけど、野生下では本当に動きません。1日分の動画を早送りで見ないと、動いている様子は見られないかもしれないですねー。
 でも動かないから、写真を撮る側にとっては、ありがたい被写体ではありますね。動かないから写真が撮りやすいです。でも、動くのが嫌いというわけでもないみたい。孤独が好きなようです。
 食事も肺魚を丸呑みするから、食事をすると動けないんじゃないかなー?2kgくらいある魚を食べたとすると、ハシビロコウにとってはかなりの体重増加になるから、飛べなくなっちゃうんじゃないかな。早く消化をするためにも、あまり動かないのかもしれない。
 詳しいことは、本人に聞いてください(^^;)
[写真撮影] 2006年10月07日
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