低地林や農耕地、市街地の公園などで普通に見られる留鳥。北海道では冬が近付くと、暖かい地方に移動します。
体長は約33cm、翼開長は約55cmになります。
頭から下面は淡紫褐色で、首には黒色と淡青色の小さな縞模様があります。背と翼の上面は濃褐色で、赤褐色と灰色の羽縁が鱗模様を作っています。腰から尾は灰色で、中央をのぞく尾羽の先端は白色です。
人をあまり恐れず、地上を歩きながら草や木の実を食べます。樹上で木の実を食べることも多く、枝や電線に止まって低い声で「デデッポッポー、デデッポッポー」となきます。
樹上に営巣し、繁殖はおもに春〜夏が中心ですが、ほぼ一年中行います。繁殖期にはつがいでいますが、それ以外は小さな群れでいることが多いです。
市街地に多いドバトは、灰色、褐色、黒色など固体によって体色はさまざまです。
|