水田、小沼、湿地などに生息するコウノトリの仲間。
普段はアフリカに生息し、3月〜6月の繁殖期になると、ヨーロッパに渡り繁殖します。
声を出す部分の筋肉が発達していないため鳴くことができず、クチバシを打ち鳴らす「クラッタリング」という方法で求愛行動をとります。
松の木、人家の屋根の高い場所、煙突などに営巣します。雌雄共同で抱卵し、育雛をします。
食べ物は、魚、小動物、カエル、昆虫などを捕食します。
昔からヨーロッパでは幸福と長寿のシンボルとされ、幸せを呼ぶ鳥とされています。童話などでは赤ちゃんを運んでくると言われています。そのため人に危害を加えられることがなく、人を恐れません。日本のニホンコウノトリはクチバシの色が黒色です。 |