キングペンギン

[和名・種類]

キングペンギン

[学名]

Aptenodytes patagonicus

[英名]

King penguin

[名前の由来]

19世紀までは最大のペンギンだと考えられていたため、キングが付けられました。
別名、オウサマペンギン（王様ペンギン）。

[分布]

亜南極の島

[科名]

コウノトリ目ペンギン科

[鳴き声]

ブヒー、ブヒー。

[時期]

動物園・水族館などで通年

[特徴・生態]

　体長は85cm〜95cm、体重は10kg〜16kgになります。コウテイペンギンにつぐ大型のペンギンです。頭側の橙黄色斑は、黒色の縁取りがあり、下方に向かって狭くなります。コウテイペンギンに良く似ていますが、オオサマペンギンの方がやや小さい。
　繁殖は夏期に行われ、雌雄で抱卵し、51日間〜57日間でふ化します。卵は足の上に乗せ、抱卵嚢と呼ばれるお腹の皮をかぶせて温めます。ヒナは冬の間はコロニーに留まります。この間のヒナは2週間に1度くらいしか食べ物を得られないため、体重は約半分に減少します。
　コウテイペンギンよりも北の南極圏周辺に分布しています。コウテイペンギンに比べて暑さに強いので、動物園や水族館で見かけることも多いペンギンです。

[観察・感想]

　「右手に見えますのが、ダイサギでございまぁーす」
　そんな言葉が聞こえてきそうな、キングペンギン。ちょうど右手を挙げたところに、ダイサギがいてくれました。正確には、ペンギンの場合、「フリッパー」って呼ぶらしいんですよ。「翼」でもなくて、「手」でもなくて、「ヒレ」でもなく。「フリッパー」なんだそうです。哺乳類でも、クジラやアシカの手は、「フリッパー」って呼ぶみたい。フリッパーもヒレも同じだろうと思うんだけど、まっ、いっか。
　キングペンギンの写真はかなりの数を掲載することができたので、良く似た仲間のエンペラーペンギンの写真を掲載したいですね。無料素材サイトを探してみようかな。

[写真撮影]

2006年11月22日

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