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ホオアカトキ


ホオアカトキ

[和名・種類]

ホオアカトキ

[学名]

Geronticus eremita

[英名]

Northern bald ibis

[名前の由来]

頬赤朱鷺。頬が赤いトキのこと。

[分布]

モロッコ、トルコ。

[科名]

コウノトリ目トキ科

[鳴き声]

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[時期]

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[特徴・生態]

 乾燥地に生息する、トキの仲間。
 全長は70cm〜80cm、体重は1kg〜1.5kgになります。寿命は25年〜30年といわれています。体色は緑光沢のある黒色で、嘴と脚は赤をしています。成長にともない、頭部の羽が抜け落ちて禿げ上がっていきます。雌雄に明らかな外見差はありません。
 昆虫や小型爬虫類、小動物を捕食します。
 水辺に近い高い崖に巣を作ります。コロニーを形成してヒナを育てます。
 かつてはヨーロッパ南部に広く分布していましたが、多くの地域では絶滅し、現在ではモロッコとトルコにわずかに生息しています。約200羽程度しか生息しておらず、絶滅が危惧されている状態です。世界中の動物園で飼育されており、血糖管理下で繁殖計画が進められています。

[観察・感想]

 こういった見慣れない姿をした鳥を見ると、動物園に来たんだなーっていう感じがしますね。それにしてもこの、赤いハゲ頭、あんまり可愛くないぞ(^^ゞ。もしかして高齢のホオアカトキなのかな?目の回りも赤いしなー。
 かつてはヨーロッパにも分布していたらしいけど、今は絶滅危惧種らしいです。動物園で飼われているホオアカトキは、貴重な存在なんだろうなー。動物園で繁殖させて、自然界に戻すっていうようなことはできないのかな?動物園で繁殖させても数羽単位でしか増やせられないから、意味がないのかも・・・。大きな鳥だけど、最低でも数百羽単位で放鳥しないと、個体数を増やすことはできないのかもしれないなー。

[写真撮影]

2007年06月01日

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