ショウジョウトキのショウジョウって、なんだろうって思うかもしれませんが。漢字で書くと「猩々」とか「猩猩」になるんですよ。中国では架空の生物で、妖怪のようなものですかね。日本では、猿の形をした妖怪として登場することが多いかもしれないですね。人と猿の中間みたいなのが、猩猩です。そんなわけで、オランウータンのことを猩猩と呼んだりすることもあります。
でも、理由は良くわからないんですが、日本では赤い色をした生物に「猩猩」って名付けられることが多いんですよ。猩猩っていう架空の生物は、赤い毛に覆われているってことになっているのかな?
ショウジョウって名付けられる生物がいるのと同じように、似たような名前でショウリョウって名付けられる生物も存在します。ショウリョウバッタなんかが有名ですね。このショウリョウっていうのは、精霊のことになるので、ちょっと意味が異なります。精霊流しなんて言うでしょ?しょうりょうながし。ショウリョウは、これと同じ語源です。
赤い鳥を見ると、どれもフラミンゴに見えるかもしれませんが、こちらはショウジョウトキです。そんなに大きな鳥ではありませんが、小鳥って言うほど小さいわけでもありません。 |