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ちーず。の日記2011年08月

≪平成23年08月≫
かも
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2011年08月01日(月)

海へ

 海へと言っても、モンハン3rdで海に行ったわけではありません。モンハン3rdでは孤島ステージならあるけど、海はないですねー。古代遺跡とかあっても良いと思うんだけど。ステージ数やクエスト数を考えると、モンハン3rdGが発売されるんだろうなー。年末のクリスマス商戦に合わせて、発売されるのかな?
 オイラにとっての宿敵リオレイア、やっと倒すことができたよー。奇跡に近い状態で勝てたので、もう1回と言われても無理だな・・・。武器をランスに持ち替え、武器も防具も最大まで強化して、回復薬、解毒薬、砥石を持てるだけ持ち込んでの挑戦。戦っていると、脚を引きずってこちらに向かって歩いてきたので、シビレ罠を仕掛けて、捕獲用麻酔玉を投げつけたら捕獲できた。本当なら毒攻撃を避けるために、毒攻撃をする直前の動きを察知して逃げないといけないんだけど、オイラには見切れなかった(^^;)
 ちょっと連続外出記録が途絶えてしまったので、今日はちょっと遠出して海まで行ってみることにした。海まで行くと、1日30分の運動が1時間以上になったりすることもあるんだけど(^^;)。だから最近はあんまり、海には行ってないんだよね。起伏が激しいので疲れるし。
 何か変わった物は打ち上げられていないかなーと思って、波打ち際を歩きながら写真撮影。いつも落ちているようなメダカラガイとか、アサリとかしか落ちてないんだけど。そんないつでも写真が撮れるような貝殻の写真を撮っていたら、いきなり大きな波がやってきてお尻まで濡れてしまったー(TωT)。下手に動くと、引き波で足をすくわれて転んでしまう可能性もあるので、我慢してそのままの態勢で波が過ぎ去るのを待つ。もしかしたら海に慣れてない人だと、波を避けようとして焦って移動して、転んで波に飲まれたりするのかもとか思った。
 上下で色の変わったズボンを履いて歩いていると、普段は見かけないタカラガイを発見。こないだの台風が運んで来てくれたのかな。その後も、あまり見かけないタカラガイを数個発見。嬉しかったので、持ち帰ることにした(^^)


2011年08月02日(火)

東海地震の前震?

 今日も愛犬の元気がない・・・(TωT)。ここ数日間、なんとか元気を取り戻していたんだけど、今日はグッタリとしちゃって前脚にも後ろ足にも力が入らなくて。おしっこも寝たまましちゃうし、ウンチもちょこっとしか出ないし。大丈夫なのかなーって心配だよ。
 大きな地震の前兆現象が起きているような気がする。ずっとそんなことを言って、自分で自分の不安感を煽っていたりするんだけど(^^;)。自分の地震予知予想は、ほとんどハズレることが多い。まあ、競馬予想と同じようなものかもしれない。
 昨日の深夜、日付が変わる直前に大きな地震がきたー。調べてみたら駿河湾を震源とするマグニチュード6.1の地震。東日本大震災の時も、地震発生2日前にマグニチュード7.3の地震が発生した。もしかして昨日の駿河湾を震源とする地震って、東海地震の前震なのかなって不安になる。
 そんな不安を胸に抱えたまま、今日は千葉県でマグニチュード4.3の地震が発生。千葉県ではもともとたくさんの地震が発生する場所なんだけど、やっぱり不安だ・・・
 オイラは千葉県東方沖で大きな地震が起きるんじゃないかなって予想している。でも千葉県内で起きると予想している人もたくさんいて、千葉県では地磁気の影響を受けているためか方位磁石の向きが少しズレている場所もあるらしい。千葉県東方沖で起これば海溝型地震なので巨大地震になるし、千葉県内で起これば首都圏直下型地震になる可能性が高いので、どちらもかなり危険。さらに今回の相模湾での地震は、誰もが不気味な地震だって思うよね。
 巨大地震の3ヶ月〜4ヶ月後あたりに、誘発されるかのようにもうひとつの巨大地震が発生することが多い。巨大地震発生後の約1年間は、他の巨大地震が誘発される可能性が高いと言われている。地震の規模で考えると、これほど大きな規模の地震が頻発するようなことってほとんどないんだよね。大きな余震が続いたから感覚が麻痺しているのかもしれないけど、異常な状態はまだ続いてるんだよね。
 大きな地震が来るんじゃないか、毎日、ビクビクしながら生活しているよ。


2011年08月03日(水)

今日も元気がないなー

 我が家の介助犬ならぬ、介護犬。大型犬で13歳だから、ご長寿犬です。仕事が落ち着いてきて、病気も良くなって、時間的な余裕ができたら、愛犬と一緒にたくさん遊ぼうって思っていたんだけど・・・。仕事が軌道に乗るよりも先に、愛犬がおじいちゃんになってしまった(TωT)。時間の経過は、自分が思っていたよりもずっと早く経過してしまった。
 実はものすごく後悔している。愛犬が元気なうちに、もっとたくさん遊んで、色々な場所にお散歩に行って、一緒に色々な体験をすれば良かったって。もっと愛犬のことを考えて、愛犬の時間に合わせて生活していくべきだったって。いくら後悔しても、過ぎ去った時間は元に戻せないので、余計に後悔してしまう。
 自分は飼い主として失格だったかもしれない。飼い主を選べない愛犬にとっては、幸せな人生じゃなかったかもしれない。そんなことを考えたりもする。愛犬に対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。もっともっと、たくさんの愛情をそそげば良かったし、それができたはずだから。
 今は愛犬にしてあげられることは、なんでもしようと思ってる。愛犬に何かをしてあげることが、自分の幸せでもある。
 今日もあんまり元気がないんだよね。昨日に比べれば、脚に少し力が入るようになったので、良くなっているように見えるけど。1日にあげたフィラリア予防薬の副作用で元気がなくなっちゃうのかなーとか、暑いから体力がもたないのかなーとか、いろいろ考えるんだけど原因は良くわかんない。調子の悪い日は、おしっこの色が濃いのが気になるんだよなー。
 食欲もあまりないみたいなので、茹でた鶏肉をカリカリドッグフードに混ぜてあげてみることにしたよ。煮汁も少しいれて、ドッグフードを柔らかくして食べやすいようにしてあげて。自分から歩いて食べに来たりはしないけど、愛犬の目の前に置けば美味しそうに食べてくれるよ。
 トイレに行く時は、自分から歩いてくれないので、持ち上げてあげないといけないから筋肉痛になっちゃった。元気が戻ってきてくれるといいけどなー。


2011年08月04日(木)

なんだ今日の天気はー

 今日の愛犬の様子、昨日に比べるとだいぶ元気が戻ってきたみたい。自分でも歩けるようになったし、おしっこもウンチも上手にできましたー。愛犬の元気が戻ってくると、自分もすっごく安心するよー。逆に元気がない日は、心配で心配でしょうがなくて。何かあったらすぐに駆けつけられるようにとか考えると、外出するのも心配になっちゃうよ。外出中に転んだりしないかなーとか、いろいろ考えちゃって・・・
 愛犬の元気がなくなる原因っていうのが、良くわからないんだよなー。突然、元気がなくなるんだよー。暑さに負けて元気がなくなるのかなって思ったりもしたんだけど、涼しい日でも元気がない日があるし、水はちゃんとあげているし、冷却マットなんかも使ってあげてるし、保冷剤を首に巻いてあげたりとかもしてるし。それでも暑い日は暑いんだろうけど、暑い日に元気がないわけじゃないみたい。暑いからって、冷たい水を飲ませると、下痢しちゃうみたいだね(^^;)
 食事もちゃんとしてるんだよなー。食欲のない日は、茹でた鶏肉を少し混ぜて、茹で汁でカリカリドッグフードを柔らかくしてあげると、喜んでたべてくれるし。
 それにしても、今日の天気はなんなのだー!!大雨がザザザーっと降ってきたかと思えば、ピーカンな快晴になる。そうかと思うと、どこからともなく鉛色をした雨雲がやってきて、またまたザザザーっと大雨が降る。急いで窓を閉めたり、洗濯物を閉まっていたりする間に、雨が止んでしまったりとか。時には雷雨になることもあり。そんなことの繰り返しが何度も・・・
 こんなに不安定な天気って、珍しいよなー。通り雨っていうのはあるけど、それが1日に朝から晩まで何回も繰り返されるっていうのは、そうそうないと思う。


2011年08月05日(金)

海へ

 今日の愛犬は午前中は元気がなかったけど、午後になってから元気が戻ってきたみたいでホッとしましたぁー。愛犬の元気のバロメーターが、自分の元気のバロメーターにもなってるよ。
 午前中は自分で歩く気がまったくなかったので、引きずるようにズルズルーっと外に連れ出してウンチとオシッコをさせたよ。ちゃんと立っててくれないから、オシッコで毛が汚れちゃうんだ(TωT)。午後になったら自分で歩くようになったので、軽く後ろ足を支えてあげてウンチとオシッコをさせたよ。ワンコも調子が良いのがわかってるみたいで、ウンチもたくさんしてくれたので安心しだよー。
 ただ気になるのは、オシッコの色がちょっと濃いんだよねー。歩くのが大変だからオシッコをする回数が減ってるからなのかなー。水は十分にあげてるんだけど。肝臓とか膀胱に炎症とかがあるのかなー?老犬だから機能が低下しているのかなー。
 愛犬のことが心配で家を空けると不安なので、外出するといっても近場だけだねー。図書館に行ったり、買い物に行ったりしたいんだけど、心配で行けないんだよなー。そこで台風が接近してきているとかニュースでやってたから、海まで行っていることにした。きっとものすごい大波が打ち寄せているんだろうと期待して・・・
 実際に海まで行ってみると、いつもより波は激しいけど、それほど大きな波が打ち寄せているってわけじゃなかったよ。波しぶきでメガネが曇って見づらくなっちゃったけど、台風中継のような波を予想していたので期待外れだった・・・。台風の進路は関東地方に向かっていないので、これ以上、波が大きくなることもないんだろうなー。
 大きな波で小判でも打ち上げられていれば嬉しいんだけど、当然のように収穫もなし。一度でいいから不発弾とか、見付けてみたいなー。


2011年08月06日(土)

ちょっと元気になったかな

 毎日、愛犬の様子が気になってしょうがない。
 ここ最近、地震が多いので大きな地震が来るんじゃないかっていう心配もあったりする。落ち着いてきたのに、また活発化してるんだよね。8月11日が危険だとか、8月12日が危険だとか言われてるけど。千葉県東方沖から房総半島、三浦半島、静岡県、駿河湾にかけてが、大きな地震の危険地帯になるんじゃないかなーとは思ってるんだけど。たぶんみんなが危険だと思ってる場所だよね。ないとは思うけど、富士山の噴火とか。
 東日本大震災直後、ブラジル人預言者のジュセリーノに預言があるんじゃないかと調べてみたんだけど。該当するような地震の預言はされてなかった。預言を調べてみると、荒唐無稽な物も多いことに気が付いたので、的中率90%以上なんて言われてテレビに盛んに出演してたけど。実際には数%程度みたい。でも数%でも未来のことが当たるのなら、たいしたものだと思うけど。自分なんて、ほぼまったく当たらないし(^^;)
 今日の愛犬は、オシッコをさせるために家の外に連れ出そうとしていたとき、粗相されてしまったー(^^;)。なんとか頑張って廊下まで来たんだけど、きっと我慢しきれなかったんだねー。一度漏れ出しちゃうと止まらないみたいだから、そのまま大量のオシッコが廊下を濡らしてしまった・・・。ほとんど歩けなくなっちゃって、お散歩に行けなくなってしまったので、最近はこうした日も多いんだよね。
 でも、ある程度は自分で歩いていたし、ちゃんと立っていたので、少し元気になってるのかなーって安心したよ。トイレのしつけが崩れてから約2年、高齢犬になっても今まで頑張ってくれています。


2011年08月07日(日)

愛犬に噛まれる

 日本各地で局地的豪雨と、大きな地震が発生中。外出する時も、天気と地震が心配だよ。愛用しているお気に入りのデジカメが、豪雨に遭って濡れて壊れちゃうかもしれないし。大きな地震に遭遇して、倒れてきた電柱に頭をぶつけてしまうかもしれないし。
 まだ大きな地震が多いのは、東日本大震災後も日本列島が東に引っ張られ続けていることが原因らしい。三浦半島の活断層で地震発生確率が高まったというのは、日本列島全体が東に引っ張られているのに、三浦半島では西に引っ張られているのが原因なんだとか。
 東日本大震災発生後から、次の巨大地震に備えて家を軽くして地震に強くしようと、部屋の整理をしているんだけど。いくら整理をしても、物が減らないですねー。今はVHSのビデオテープを少し処分しようと思って、整理しているところ。手前にある物から整理して処分して、奥の方に眠っているいらない物を整理しようと思ってるんだけど、まだ奥まで辿り着けない(^^;)。ビデオテープの整理が終わったら、パソコン関連のパーツを整理しようかなーと思ってるところ。Windows95時代の物とかは、さすがにいらないからなー。いつか使うかなって思ってパーツを保管しておいたけど、新品を買った方が性能が良いし安いみたいだし。スキー用品とか、いらないんだけど、もったいなくて捨てられないんだよなー。取りに来てくれる人がいれば、あげるんだけど(^^;)
 愛犬のウンチやオシッコ、これからは毎日、世話してあげないとダメみたいだねー。自分から動かないから、ズルズルーっと引っ張って外に連れ出したりっていう毎日が続いてるよ。特に苦痛に感じるようなことはないんだけど、いつの間にか老犬になっちゃったんだなーって思うと、なんだか悲しくてさ。いつも元気に家の中を走り回っていたのに、今では自分からはほとんど動かないし。
 そんな愛犬がなぜか、布団を移動させている時に、母親に噛みついたんだよー。しかもかなり強く噛みついて離さなくてさー、やっと離したんだけど、母親の指は名誉の負傷を・・・。オイラも母親も、愛犬の介護で一生懸命に頑張ってるし、母親なんてご老体に鞭打って頑張ってるのに噛みつくなんて。もしかしてボケちゃったのかなとか思って、なんだかとっても悲しかったよ・・・
 ダメ犬ぶりは、老犬になっても変わらないですねー(^^;)


2011年08月08日(月)

テレビが壊れた・・・

 いつか壊れたら買い替えようと思っていたテレビ、ついに壊れてしまった・・・(TωT)。電化製品が壊れる日は、ある日突然にやって来るもので、テレビを点けて見ていたら画面がチラチラチラーっとなり始めて、そのまま止まらなくなってしまった。地上デジタル放送の切り替えに合わせて壊れてしまうなんて、なんてタイミングが悪いんだろう。
 今のテレビはもちろん、地上デジタル放送には対応していないアナログテレビ。しかもブラウン管。いちよ白黒じゃなくて、カラーだよ。サイズは20インチ。かれこれ10年以上は使ってるのかな、かなり前に買い替えたような気がする。さすがに寿命なのだろうと、諦めることにした。
 もしかして太陽の活動が活発化してるから、磁気が影響してテレビが壊れちゃったのかなー?太陽の活動に連動するように、巨大地震も起こるし。
 テレビが壊れたからってすぐに買い替える気はないんだけど、値段を調べてみたら。22インチと32インチの液晶テレビ、値段はほとんど同じなんだねー。10インチも違うのに、どうしてなんだろう。っていうか、22インチのテレビがもっと安く買えると思っていたんだけど、思っていた以上に高くて驚いた。32インチテレビに比べると、割高な感じがするよ。


2011年08月09日(火)

テレビの値段

 いやぁー、今日も暑くてたまらんですなー。今年はエアコンを使わずの夏にしようかと思ってたんだけど、ついに我慢できずに使ってしまった・・・。さすがに小さな卓上扇風機じゃ、涼しくないね、熱風が送られてくるよ(^^;)。いつもパソコンを使ってるから、パソコンからかなりの熱が出るんだよね。それが部屋の温度を上昇させている・・・。暑い部屋でパソコンを駆使しすぎると、今度はパソコンが熱暴走して壊れちゃうし。
 まあ、テレビが壊れた分だけ節電してるんで、エアコンを使っても問題ないかな?
 テレビが壊れたからってわけじゃなくて、地震対策のために物を減らして家を軽量化させようと、VHSのビデオテープの整理中。実はまだVHSのビデオデッキが現役バリバリで頑張ってるのです。本当はHDDレコーダーが欲しいんだけど、高くて買えないんだよなー。ビデオテープの処分が終わったら、次は何を処分しようかな。そろそろ処分する物がなくなってきた・・・
 ネット通販でテレビの値段を調べてみたんだけど。自分の頭の中では1インチ数千円が相場だろうと思ってたんだけどー。画面サイズと値段って、あんまり関係ないみたいなんだよなー。置き場所の関係から、22型が限界かなって思ってるんだけど、ほとんど同じ値段で32型が買えちゃうんだよなー。
 そんなにテレビを見る方ではないので、小さなテレビで十分なんだけど・・・。20型とか22型とか、売り切れになってるお店も多いみたいだし。悩むなぁー。


2011年08月10日(水)

実機見学

 自宅軽量化計画の一環として、本とゲームソフトを売りに行くことにした。本とかゲーム、特にゲームはいらないんだけど捨てられない・・・。買った時の値段が高いから、捨てるのがもったいなくてさー。ゲームソフトだから壊れるようなこともないし。ほとんど値段は付かないんだけど、売りに出してみた。
 本が4冊か5冊で、ゲームソフトが2本。これ以上は重くて持って行けないので。その結果、たったの200円。うーん、もう少し高い値段で買い取ってくれてもいいのになー。なんか切ないね(TωT)
 かなりの数の本を売った気がするんだけど、まだ本棚から本があふれてる。どうにかして本を減らして、もっと部屋を軽くしないと。一番の悩みはスキー板だよー。買った時は何万円もしたのに、売ってもほとんど値段が付かないだろうから。もったいなくて売れないんだよね。
 そして目的の電気屋さんに足を運んでみた。液晶テレビを見てみると、50型以上の大画面テレビや、3Dテレビが並んでた。自分の目的の20型とか22型のテレビは、売り場の一番端にひっそりと置かれていた。値段を見るとやはり、22型と32型で同じ値段だった。同じお金を出すんだったら大きいのが欲しいけど、置き場所がないんだよなー。
 画面が小さいのに値段が高いのはなんでだって店員に聞いてみたら、22型とか20型はほとんど売れないらしい。たくさん売れるのが32型や40型で、売れる分だけたくさん作られているので、安くなってるんだってさー。テレビを選ぶ基準としては、6畳の部屋で40型、4畳半で32型が標準サイズなんだってー。
 うーん、予想とはまったく異なる現実を目の当たりにして、かなりショックだった・・・。このままじゃ、テレビが買えない(^^;)


2011年08月11日(木)

逆ナンかと・・・

 なんか電車が走ってない・・・。いくら待っても電車が来ないのでおかしいなーと思ったら、節電ダイヤなんだってねー。1時間に3本しか電車が来ないなんて、なんか泣けてくる(TωT)。車両数を8両編成から4両編成とか6両編成に減らしてもいいから、電車の本数は減らさないで欲しいなー。すっごい不便だよー。
 今日は精神科の診察。お盆休み近くなので、ちょっと混雑してた。待合室で待ってたら、どこかで聞いたことのある有名人の名前が呼ばれてた。「まさかあの人が!?」って思って見てみたら、まったく関係ない人だった(^^;)
 診察では近況報告などを行って、ちゃんと眠れるようになってきたので、寝る前の薬が少し減ることになったよ。不眠症との闘いは長く苦しいものだったけど、最近になってやっと、ちゃんと眠れるようになってきた。ただ暑さのせいで、早朝に目が覚めてしまうことが多いんだけど。まだ薄暗いし二度寝したいんだけど、暑苦しくて眠れないから寝不足気味だよ。
 ここ最近、ほぼ毎日のように外出していて身体が疲れているせいか、チックが出てきちゃって辛いんだよね。だからチックを抑えるような薬とかないのか聞いてみたんだけど、薬を処方するほど重症ってわけでもないから、薬を出さなくても大丈夫でしょうって言われたよ。自分ではチックが気になってしょうがないんだけど、自分のチックは軽症の部類に入るらしく、薬を処方するほど重症ってわけじゃないらしい。診察中にもチックが出続けていたんだけど、その動作が小さいから軽症の部類に入れられちゃうみたい。チックを持っている患者にとっては、動作の大きさじゃなくて、回数の方が問題なんだけどなぁ・・・。命にかかわるような病気じゃないから、治療法とか確立されていないみたい。
 診察の帰り道、胸が半分くらい出てるようなセクシーな洋服を着た女の子に話しかけられちゃった。完全に目線は胸元に行ってて気が付かなかったんだけど、お店の客引きだった、残念(TωT)。世の中の男性たちは、あの衣装に惹かれてお店に連れて行かれてだまされるんだろうなぁー(^^;)
 たとえ胸を半分くらい出しているような服装をしていても、誇りやプライドを持って働いてるなら立派な仕事だと思うけど。人をだますのは良くないよね。できれば仕事とか関係ない場面で、話しかけてもらいたかったけど!


2011年08月11日(木)

お盆休みかぁ・・・

 今日も愛犬がグッタリしてて元気がないよ。大丈夫なのかなーって心配で心配で。暑い日は元気がないことが多いみたい。室内でエアコンを使ってるから、そんなに影響ないと思うんだけど、それでもワンコにとって夏は暑いのかもしれないなー。食欲もないし、水もあんまり飲んでくれないし、起こしてあげても身体に力が入らなくて立てないみたいだし。
 首に保冷剤を巻いて、前足の間にも保冷剤を置いて、身体には濡れたタオルを被せてみた。いわゆる熱中症対策のような感じだけど、毛皮を着こんだ愛犬に対してどれだけ効果があるものやら。暑さ対策をして体温が下がって元気になってくれればいいけど、人間と違って点滴をしたりとかできないし、本当に体温が高いのかもわからないからなー。
 たくさんお水を飲んで、たくさんおしっこをして、熱や老廃物を外に出してくれればいいんだけど。今日はおもらししてから、ちゃんとおしっこできてるのかなー?
 昨日、診察に行ってきたので、今日は薬局に行って薬をもらいに行ってみたんだけど・・・。いつもやってるはずの薬局が、なぜかシャッターが閉まっている。時間も営業時間なのにおかしいなーと思ったら、シャッターにお盆休みのお知らせが貼られていた(^^;)。そうだったのだ、世間ではお盆休みだったのだ。テレビが壊れてニュースも見られない状態、しかも自分の職業は自由業、休みとは関係がない職業なので世間がお盆休みだということに気が付かなかったー(^^;)
 明日だけ、臨時でやってるらしいから、明日は忘れずに薬局に行くようにしなくては。


2011年08月12日(金)

不名誉なおむつ

 今日も愛犬はグッタリ、元気がないよ。暑くてグッタリしてるんじゃないかと思って、昨日から首に保冷剤を巻いて、前足には保冷剤を抱きかかえるような感じにして、身体には濡らしたタオルを被せてるんだけど。保冷剤の冷たさと、気化熱で、体温が下がるはずだから。それでも元気がないってことは、違う原因があるのかな?
 昨日は食欲もなく、水もあんまり飲まなかったけど、今日は少し食欲が戻ってきたみたいで、水も飲んでくれたよ。水は飲んだ分だけ出さなくちゃいけないから、とうとう紙おむつをさせられてしまったー(^^;)。母親が腰を悪くしちゃったので、おしっこやウンチで外に連れ出すのは無理そうだし。大型犬用の紙おむつ、1枚200円くらいするから高すぎるね、紙おむつをしている間はおしっこをせず、外している時におもらしされたー(^^;)
 大型犬の介護をしている飼い主さんのホームページを見たりすると、おむつは大人用紙おむつで代用できるみたい。尻尾の部分は穴を開けて、ガムテープを使って穴の周りを補修すると、ポリマーがポロポロと出なくなるみたい。でもおむつをはかせるとお尻が蒸れるから、あんまり使わない方がいいらしい。
 今は家の外でおしっこやウンチをさせるようにしてるけど、家の中でする習慣を付けた方がいいのかも。おもらしすることもあるから、しつけなくても勝手にそういった習慣になっていきそうな気がするけど。愛犬用の布団の上に、ペットシーツを乗せてウンチとおしっこをしてもらうのが良いのかな。防水性とかクッション性とか、考えてあげた方がいいかもしれない。
 今年の夏になって、急激に老化した気がするよ。それまではちゃんとお散歩にも行ってたし、自分から歩いていたのに。


2011年08月13日(土)

急激に容体が・・・

 今日も愛犬は元気がないよ、特に今日は元気がなくて。朝はご飯を食べたんだけど、あんまり水を飲まなくて。そしたら胃の調子が悪いみたいで、何度も嘔吐しちゃうんだよね。今までもたまに嘔吐したりしていたので、それほど気にしてなかったんだけど。あんまり水を飲んでないから、少し水を飲ませてあげるんだけど、飲ませた分だけ嘔吐しちゃうみたいで。
 きっとこうした介護生活が長く続くんだろうなーと思って、愛犬の寝床をちゃんとした物にしてあげようと思って、寝床探しの買い物に行ってみた。ずっと寝床の上で生活する日が来ると思って、低反発マットとか、床ずれ防止マットとか探したんだけど、身近なお店には売ってなくて。おもらしして布団が濡れたりすることを考えて、防水シートとか緩衝材のプチプチシートなら売ってることを確認。タオルも買おうかと思ったけど、とりあえず余ってるタオルがあるのでいいかなって思って買わなかった。
 家に帰ってきて、オシッコをさせようと思って外に出してオシッコをさせてみた。ウンチもしてくれるといいなって思ったんだけど、あんまり食べてないからウンチは出ないみたいだね。ただ気になったのは、愛犬を抱きかかえた時、体温が高いんじゃないかなって気がして。
 寝床に戻して、いつものように首に保冷剤を巻いて、大きめの保冷剤は前脚で抱きかかえるようにさせて、濡れたタオルを身体にかけて、熱中症予防。水を飲まないし、飲んでもすぐに嘔吐しちゃうから、体温が上昇しちゃったのかもしれない。嘔吐する物は、胃液とかじゃなくて、ちょっと茶色いドッグフードが混ざったような感じのものなんだよね。
 そうして様子を見ていたら、夜になって急に容体が激変。グッタリしてほとんど動かなくなっちゃって・・・。大丈夫なのかなーって、つきっきりで見ていたら、口からダラーっとたくさんの吐瀉物が流れ出してきて。いつもだったらゲーってやってから吐き出すのに、何の前触れもなく流れ出してきたからビックリ。良く見てみると、吐瀉物は口から出てくるだけじゃなくて、呼吸と共に鼻からも出てきてた。
 緊急事態だと思ったけど、すでに夜遅くで動物病院はやってないし、世間はお盆休みで動物病院も休み。しかもうちには車がないので、動物病院には連れて行けなくて。何もできない自分を責めるしかなく、犬の飼い主として自分は失格だと痛感した。愛犬の口や鼻から異物が流れ出てくるのを見ているだけしかできず、自分の目からは涙ばかりが流れ出てくる。
 自分はなんて最低な人間なんだろう。人として生きていてはいけない人間なのかもしれない。どうして生まれてきてしまったんだろう。愛犬に対して、申し訳ない気持ちでいっぱい。自分の愚かさを痛感する・・・


2011年08月14日(日)

動物病院へ

 昨夜は愛犬につきっきりで看病した。嘔吐の原因とか、元気がなくてグッタリしてる原因が良くわからなくて。以前、急性胃炎になったこともあったので、急性胃炎なら吐き気止めにキャベジンを飲ませてあげようと思って、飲ませてみた。でも何も変わらず・・・。とりあえず保冷剤と濡れたタオルを使って身体を冷やしてたんだけど、冷やし過ぎでも悪いような気がして。
 深夜だったんだけど、神にもすがる思いで友達に電話してみた。そしたら運良く連絡が取れ、今日の朝に動物病院に連れて行ってくれることになったよ。
 明け方になって少し落ち着いてきたみたい。嘔吐も減ってきたし、首を自分で持ち上げてキョロキョロしたりしていたし。これなら安心かなって感じ。
 動物病院に連れて行くと、車から降ろした時におもらししてしまったー。気が付かずに診察台に乗せちゃって、診察台を汚しちゃった。ちょっと血尿が混じってるみたい。明け方にしたオシッコも、血尿が混じっていたんだよね。熱中症の症状の吐き気や嘔吐で水が飲めないから、血液が濃くなって血尿が出ちゃうらしい。診察中にウンチもしてたけど、オシッコやウンチをしたのは元気になった証拠かななんて勝手に思い込んでいた。先生は愛犬を見ただけで熱中症だってわかったのか、症状などを細かく聞かれることはなく、体温を計ってもらったらなんと40℃もあって熱中症なんだって。呼吸もハアハアゼエゼエとしていて、なにもかもが良くない状態なんだとか。先生がICUの準備をしてって看護婦さんに言ってたから、かなり悪い状態にあるらしい。
 心臓に負担がかかっていて、発熱で内臓や脳にもダメージを受けているかもしれないらしく。嘔吐を繰り返してるから、胃や食道、咽喉もダメージを受けているだろうし。とにかく何よりも体温を下げるのが最優先だけど、それまでもたないかもしれないって言われて。まさか病院に来て、こんなことを言われるなんて思ってもいなかった。病院で体温を冷やすか、家で体温を冷やすか、やることは同じでただひとつ違うのは、動物病院なら酸素吸入ができることだけだって。夕方になって様子を見てから点滴を始めるか決めると言うことで、どちらかだけどどうするかって聞かれて。
 自分は涙をこらえるのが精一杯で、何も答えることができなくて。入院して集中的に治療を受けた方がいいのかなって思ったけど、やることは入院しても家でも同じだって言うし。2回も動物病院まで連れて行くのは大変だから、元気になるまで入院した方がいいんじゃないかって考えたりもしたけど、このまま死んでしまうかもしれないって言われてるし。こんなにひどい状態になっているなんて思ってもいなかったし、あまりに突然のことで、どうしていいかわからなくて頭は混乱するばかり。でも早く決めないといけない、一刻を争う状態。
 母親がもしそのまま死んじゃうようなことになるんだったら自宅でやるって言ったので、母親の意見に従って自宅に連れて帰ることにした。愛犬のもし万が一のことを考えて、家族のいない病院で最期を迎えるよりも、自分の安心できる家で家族と一緒に最期を迎えた方がいいんじゃないかって。色々な薬を注射してもらったんだけど、頭の中は真っ白でその内容を聞いている余裕もなかったよ。吐き気止めや、体温を下げる薬、心臓の働きを活発にする薬などを注射してくれたのかな。あんまり薬を使わない動物病院だけど、今まででこんなにたくさんの種類の注射を受けるのは初めてだった。
 元気はなかったけど、つい2日前まで普通に生活していたし、ご飯も食べていたので、まさか急にこんなことを言われるとは思ってもいなかった。現実をどう受け入れればいいのかわからないまま、母親に会計を託して、自分は友達の車に乗せてもらって家に連れて帰ることにした。


2011年08月14日(日)

愛犬永眠

 友達に激しくお礼をして、急いで愛犬を室内に運び込む。友達には本当に、感謝の言葉もない。やるべきことはただ一つ、体温を冷やすこと。普通、犬の体温は37℃台。それが熱中症になると39℃台にまで上がってしまうらしい、でもうちの愛犬は40℃台まで上がってしまって、年齢的なこともあり熱中症ではかなり危険な状態らしく。
 自分ではこんなにひどい状態になっているとは思っていなかったし、時間が経てば元気になると思ってた。毎日、日記を記しながら、これからは介護日記や闘病記のような内容になるんだろうなーなんて思っていたりした。命にかかわるような状態だなんて、まったく考えてもいなかった。
 正直な気持ちとして、愛犬が亡くなった時の様子を日記に書くのは気が引けるんだけど・・・。思い出しちゃって涙が出てくるし、人によってはリアルすぎて気持ち悪いって思うかもしれない。でも、同じ大型犬の飼い主、ゴールデンレトリバーの飼い主、熱中症になった愛犬の飼い主にとって、何か参考になることがあるかもしれないと思って、渋々ながら日記を書いている。本当は書きたくない。読みたくない人は、ブラウザの戻るボタンをクリックしてください。
 レジャーシートの上にビッショリと濡らしたタオルを敷き、愛犬を乗せてあげた。エアコンを最低温度に設定し、風向きは風が直接愛犬に当たる向きにして、風量も最強、さらに扇風機も使用。保冷剤を首に巻き、大きな保冷剤は抱きかかえさせ、薄い保冷剤を身体の下の入れ、かなり濡れた感じのタオルで全身を覆ってあげた。冷凍庫では保冷剤と製氷機をフル回転させ、冷凍庫の設定も強に変更。動物病院の先生がやってたのを真似て体温を計ってみたらウンコされた、先生のやり方と何が違うんだろう・・・。でも便秘気味だったから、ちょうど良かった。そしてまた体温を計ってみたら39.5℃になってたから、少し効果が上がって体温が下がってきているみたい。
 一時は治まっていた吐き気も、またぶり返してきちゃったみたい。苦しそうにしてゲーって何度か吐いちゃった。水をあげても飲まないから胃の中は空っぽのはずなのに、吐瀉物は出てくる。食べたり飲んだりした量よりも多く出ている気がする。
 そうしている間に、会計を済ませた母親が帰宅し、外出していた父親も帰宅して、3人と1匹の家族が揃った。自分が愛犬の身の周りをやって、母親はそれを手伝ってくれて、父親はその姿を黙って見守っていたよ。自分と母親は何度も愛犬に話しかけて、元気付けてあげて。とりあえず体温を下げることができることは、すべてやってみた。冷たい水を飲んでくれるのがいいんだけど、飲んだ分以上を吐いちゃうから、吐き気止めの注射もしたけどあんまり水はあげないでって獣医師から言われてたから。
 そしたらまた吐き気を催したみたいで、嘔吐しちゃった。すごく苦しそうに嘔吐しちゃって。身体をさすったりして元気付けていたんだけど、だんだん様子がおかしくなってきて。激しく吐いたので、母親が吐瀉物を拭ってあげようとしたら、最期の力を振り絞るかのようにして母親に噛み付こうとして。治療の甲斐あって、いつもの元気が戻ってきたんじゃーんなんて思ってたのに。すぐに身体がギューっていう感じになったんだよね、背中を丸めて、手足を突っ張らせて、口も強く噛みしめて、目も大きく見開いて。「どうしたの?」って言って身体を触ってみたら、すでに呼吸が止まっていた・・・
 自分も母親も、天と地とが入れ替わるくらい激しく泣き、なんとか戻ってきてもらおうと心臓マッサージを始めた。だっていつもと変わらない寝顔で目の前にいるのに、呼吸だけが止まってるんだもん、すぐに元に戻るって信じて心臓マッサージを繰り返した。でも、ギューっとなった身体は、すぐに力なく筋肉が緩んでしまった。ゴールデンレトリバーは胸が大きいから、心臓マッサージをすると胸が動いて呼吸もできるみたい。でも戻ってくることはなかった。
 こうして我が家の愛犬、ゴールデンレトリバーの愛犬は享年13歳と7ヶ月の生涯を閉じた。時計を見てる余裕がなかったんだけど、午前11:30〜正午0:00くらいの間だったと思う。
 自分にとっての愛犬は、自分以上の存在でもあり、自分を映す鏡のような存在。もっとずっと一緒にいたかったし、愛犬だって美味しい物とか食べたいと思っていただろうし、お散歩に行ったりとか、遊んだりとか、ウンチやオシッコの世話をしてもらったりとか、一緒にお風呂に入ったりとか。やりたいことは山ほどあったし、まだまだやり残したこともたくさんある。もっともっと、色々なことをしてあげたかった。そんな後悔の念ばかりが頭に浮かんでくる。
 母親も現実を受け入れることができず、どうして、どうしちゃったのって、取り乱してて。長生きして頑張ってきたのに、死ぬときはどうしてこんなにもあっさりと逝っちゃうのって。
 でも母親が言ってた、愛犬は今までずっと頑張ってきたからこれ以上苦しませてもかわいそうだって、何もできずに最期を迎えるより最後に動物病院で診てもらうことができてやれることはすべてやったから良かったんだよって、短命のワンちゃんだっているのに大型犬で13歳まで生きたんだからご長寿ワンコだよって。
 愛犬には兄弟がたくさんいて大家族だから、お盆のこの時期に家族が迎えに来てくれていたのかもしれない。もうこれ以上、頑張って苦しまなくても大丈夫なんだよって。きっと一人じゃなかったんだと思う、とても安心した顔をして眠っているんだもん。会えなかった親兄弟に会えたんだと思う。家に帰ってきてからすぐに息を引き取らず、家族がちゃんと揃ってから息を引き取ったのは、家族のことを考えていた愛犬らしく、家族のことを考えて家族が揃うまで苦しいのに頑張ったんだと思う。


2011年08月14日(日)

ペットと飼い主の関係

 飼い犬が死んでしまった時、飼い主がなくとお空のお星様になった愛犬は自分が先に死んでしまったことをとっても悲しむんだって。家族や身内が亡くなった時でも、残された遺族の人が悲しむと、先に亡くなった人はもっと悲しむんだって。自分では自分にそう言い聞かせてきた。
 でも、あふれ出る涙は止めることができないよ。嗚咽と共に、何度も何度も大泣きしてしまう。ちょっとしたことを思い出しては、涙があふれてきて、心の中は悲しみや後悔の念でいっぱいになる。
 今日は愛犬をお迎えするかのように、盆踊りの曲が流れ、満月の月が夜空に輝き、流れ星が現れる。盆踊りの曲が愛犬の霊を慰める鎮魂歌のように聞こえる。愛犬はいつも使っている布団に移してあげて、お気に入りのタオルを被せてあげた。少しオシッコを漏らしていたので、お尻にはペットシーツを敷いてあげた。温かかった身体が、だんだんと冷たくなっていくのがわかる。こんな形で愛犬の身体を冷やしたくなかったんだけど、熱中症の愛犬は身体が冷えて楽なのかもしれない。ダランとしていた身体も、だんだんと硬くなってきた。関節だけじゃなくて、垂れた耳とか唇、尻尾や肉球まで、身体のすべてが硬くなっていくんだね。初めて目にする死後硬直っていう現象なんだね。
 ペットには必ず死が訪れる、そのほとんどは飼い主よりも早い。飼い主だったら、ペットが死ぬときに一緒に死にたいって思うかもしれない。我が家の愛犬も、飼い主よりも早く死が訪れ、飼い主は悲嘆にくれている。今日は日曜日、世間ではお盆休み。そう、どんなに悲しくても、ペットの火葬のことも考えなくちゃいけないのだ。ずっとそばにいて欲しいって思うけど、残念ながらそれはできないし、ワンコにとっても飼い主がいつまでも悲しみに暮れている姿を見たらとても悲しむと思う。
 家族では愛犬の火葬についてどうするかという話が出てきた。誰だってこんな話はしたくないけど、しなくちゃいけないし、決めなくちゃいけないこと。とりあえず地元の自治体に電話で聞いてみたら、今日は日曜日で休みだけど、明日は火葬できるらしい。愛犬の御骨については、近くに骨壺を扱っている仏具店があるらしい。予約とかないけど明日は週明けなので混雑するとのこと。
 愛犬を火葬場というか火葬施設に運ぶために車がないので、便利屋さんに頼んでみようと電話してみた。でもお盆休みだったり、日曜日で定休日、ペットや人を乗せて移動させるには法律の関係上免許が必要だったりとか、やめちゃったとか、どこもすべて断られた。ペットショップの送迎サービスに聞いてみたら、ペットだけの送迎サービスで、死亡したペットとか人の送迎はやってないらしい。結局、電話したすべての業者に断られてしまった。大型犬を飼うことの大変さを、こんなところでも痛感したよ。電話はすべて父親にやってもらった。自分も母親も、悲しみを抑えることができない状態だから。
 結局、またしても同じ友達に泣き付いてお願いすることにした。友達に死亡してしまったペットの送迎を頼むなんて、したくなかったんだけど・・・。とりあえずこれで、愛犬を荼毘にふすこともできる目処が付いたよ。
 愛犬はすでにすっかり硬くなってしまった。硬くなってしまった愛犬を前に、もうこんなに硬くなっちゃったんだねとまた号泣。火葬場の人に聞いたら、お腹を氷で冷やしてあげれば大丈夫って言ってたけど、ドライアイスが欲しいね。ドライアイスなんてどこで売ってるのか、まったっくわからなくてスーパーで聞いてみたらドライアイス屋さんがあるらしい。とりあえず保冷剤と氷で冷やしてあげることにした。夜になって保冷剤も氷もなくなり、スーパーで氷のパックをたくさん買ってきた。もう冷たくなっちゃってるから氷も解けないと思うけど、熱中症で暑くて大変な苦労させちゃったから、せめて冷やしてあげて気持ち良く眠れるようにと思って。
 大型犬のオーサーナさんは、ドライアイスの購入先も事前に探しておいた方がいいかもしれない。特に自動車を持っていない家庭では、ペットの送迎、亡くなったペットの送迎をやってくれる業者を知っておく必要があるかも。火葬場の連絡先とか、場所や営業時間も知っておいた方がいいのかも。葬儀を上げる場合は、ペットの葬儀を知っておくといいかもしれない、棺や骨壺の用意もしてくれるので便利そう。ただペットの葬儀屋さんはトラブルも多いので気を付けたいところです。
 もう動かないんだけど、しばらくしてから鼻血が出始めたよ。ずっと苦しかったのを我慢してたんだなって、また号泣。大型犬だしゴールデンレトリバーだし、鼻の穴が大きいので脱脂綿を詰めてあげたんだけど。それでも止まらず出てきちゃうんだね。マメにティッシュで拭いてあげるんだけど、拭いてあげるたびに涙があふれ出てくる。夜中になっても出ているし、鼻血って明日まで続くのかな。
 このままいつまでも泣いてばかりじゃ愛犬が悲しむし、今の自分じゃ飼い主として失格だと思い、気持ちの整理を付けようと線香を焚いてあげた。愛犬が明日にはいなくなっちゃうと思うと、またしても涙があふれ出てくる。
 愛犬の姿を見ると、今にも動き出しそうに見えるんだけど、動かないんだよね。ただ寝ているだけで、自分には錯覚でも動いてるように見えて、愛犬が帰ってきたって思って触ってみると、すでに硬く冷たくなっていて。動いてなんていないのに、自分にはなぜか動いているように見えちゃうんだよ。それなのに今日が、愛犬がいつものお気に入りの布団の上で眠る最期の夜になってしまうなんて・・・。明日になったら火葬されていなくなっちゃうんだよね、それがまだ信じられなくて。
 突然やってきた愛犬の最期の日、あまりに突然やってきたので受け止められない自分がいます。不安やストレスからなのか、愛犬のおもらししたウンチ、オシッコ、嘔吐した吐瀉物を素手で処理していたからなのか、下痢がひどくて。こんなことを考えていたら愛犬は悲しむかもしれないけど、自分は死んでもいいから愛犬の命は助けたかったと思う。


2011年08月15日(月)

荼毘に付す

 昨日は愛犬が自分のお気に入りの布団の上で寝る、最期の日。顔を見ると安心して、こちらの方を見ているように見えるよ。動かないのが不思議なくらい、いつもと同じ顔をして眠ってた。かわいそうなんだけど、どんなに冷やしてあげても鼻血は止まらなくて、結局、今朝になっても鼻血は止まらなかった。ずっと嘔吐して、鼻からも吐瀉物が出るほどだったから、死んでも鼻血が止まらなくなるくらいとっても苦しくて辛かったんだなって思った。
 昨日のお線香を焚いてあげたため、今朝は私が喘息になってしまった。やっぱりお線香を使うと、ほぼ必ず喘息になるなー、スギの皮の成分か、煙のアレルギーなんだろうなー。でも目が覚めた時、愛犬が夢に出てきたなーっていう記憶があった。どんな夢なのか、丸一日思い出そうとしたんだけど、残念ながら思い出すことはできなかったんだけど。
 今朝も愛犬の姿は、いつもと変わらない寝顔だった。母親が朝食用に水といつものドッグフード、一番の大好物だった食パン、いつも食べたがっていたけと食べられなかった卵焼きをお供えしてくれていた。でも身体はすっかり硬くなっちゃって、なでると毛が逆立っちゃうからあんまりなでられなかった。いつもあったかかった愛犬の身体も、すっかり冷たくなっていた。もうすぐ愛犬がいなくなっちゃうのかと思うと、それだけで涙があふれてきて大泣きしてしまって・・・。昨日もたくさん泣いたけど、涙が涸れることはなく、とめどなく涙が流れてくる。涙をこらえる筋肉が筋肉痛で痛くてしょうがないのに、それでも涙は止まらない。気持ちの整理が付かなくて、今日も涙が溢れてくる。食事も少し食べるだけで満腹になっちゃうから、食べると言うより放り込むような感じで食べたよ。
 いちよ昨日の夜、ヒゲはすべて剃り落した。火葬場のような場所に髭を生やして行くのは不謹慎かなって思って。久しぶりにヒゲをすべて剃り落したので、顎がツルツルしているのが不思議な感じがする。服装も地味なものを選んでおいた。
 朝の支度をしていたら友達から電話があって、迎えに来てくれることになった。本当に友達には助かりました。ペットの遺体を友達の車に乗せるのに抵抗があったから、業者に頼むつもりでいたんだけど。すべて断られちゃって・・・
 昨日、愛犬のサイズに合うようにガムテープとカッターで自作で作っておいた段ボール箱が、愛犬の棺代わりです。棺を用意する時間もなかったし、どこで手に入るのかもわからないし。段ボールの下にペットシーツを敷きつめて、父親に協力してもらい棺の中に収めました。筋肉や関節がすっかり硬くなっちゃってるから、ピッタリサイズに作った棺が少し小さくて・・・。窮屈そうでかわいそうだったんだけど、前脚と後足を少しだけ曲げてもらうことにしたよ。身体の上には、いつも使っていたビタワンのドッグフードのタオルを掛けてあげた。あの世に逝っても寝床に困らないように、ご飯に困らないようにって願いを込めて。
 愛犬との最期の挨拶をしている間もなく、友達が来てくれた。あわただしく父親と協力して、友達の車のトランクに乗せてもらった。わざわざトランクを綺麗にしておいてくれたみたいで、友達にはありがたい気持ちでいっぱいです。
 私の場合、ペットの火葬場は地元自治体の行っている火葬場にした。これが一番トラブルがなくて信頼できるし、それしか知らなかったから。愛犬の棺を後ろのトランクに乗せた車は、火葬場の場所も知っている頼もしい友人のおかげで申し込み受け付け前に到着することができた。大型犬は火葬に時間がかかる上、休日明けで持ち込まれるペットが多いと思うので、早めに来てくれないと当日に御骨を渡せなくなってしまったり、ものすごく長く待たせてしまうことがあるかもしれないって言われてたから。運良く一番最初に受け付けすることができた。
 受け付けでは、自分の住所や連絡先、それに保健所に提出する愛犬の名前などを記入した。愛犬の登録番号とか、鑑札の番号とか必要だったみたいだけどわからないから、わかる範囲内で記入した。ペットの火葬場っていうのは、とっても寂しくて悲しくて切ない場所だった。人間の火葬場のように整った施設があるわけでもなく、喪服や制服をを着た礼儀正しい人がいるわけでもなく、ゴミ回収業者の人たちが働いている場所で、服装も作業服だった。ペットは御遺体ではなく、ゴミを焼くような感じで取り扱われ、焼きに来た人はあくまで焼却ゴミを持ち込んできた人という感じの扱いだった。ひどいところに来てしまったなって内心では思ったけど、他にできることもないのでここに頼むしかない。
 受け付けの隣には、すでに焼きあがった遺骨が数体、並べられていた。日曜日か土曜日の夜などに、緊急で焼いてもらったペットちゃんなのかな。御遺骨を放置されているみたいで、とてもかわいそうだった・・・。うちの愛犬も数時間後にはこんな姿になっちゃうのかなっていうのが、信じられなかった。もしかしたら元気になって職員に引っ張られながら帰ってくるんじゃないか、そんな気がしてしまう。
 仕事の始まり時間よりも前に来てしまったので、母親と一緒に愛犬に今まで長い間頑張ってくれてありがとうって伝えた。もう今みたいな安らかな寝顔を見ることができないと思うと、友達が見ているのに涙が止まらなくて。しばらく愛犬をなでていたら、職員の人が台車を持ってきてくれて、最期の挨拶をしてくださいって。これで本当に愛犬の姿は最期になっちゃうんだねって思って、涙が止まらなくて。台車に乗せられて運ばれていく愛犬を最後まで追いかけ、閉じられたフェンスの前で泣き崩れてしまった。


2011年08月15日(月)

御骨の橋渡し

 愛犬は無事に火葬されることになった。せっかくのお盆休みにこんなお願いをしてしまって申し訳ないと言葉にならない言葉を絞り出し、あとは家族でやるから大丈夫と言って帰ってもらった。この友達の存在は、自分にとっても命の恩人でもあるし、愛犬や家族にとっても命の恩人であると思う。
 愛犬は大型犬のゴールデンレトリバーなので、火葬が終わるまでには時間がかかるとのこと。待ち時間の間に、骨壺を買いに行くことにした。遺骨のすべてを共同のペット供養碑に葬ってもらうか、すべての遺骨を持ち帰るか、一部の遺骨だけを持ち帰り共同のペット供養塔に葬ってもらうか、昨日からずっと悩んでいて今日もまだ悩んでいた。
 どうするか決められないまま、仏具店を探すと、墓石を取り扱う石材店がありペットの骨壺も取り扱ってると書かれてあった。ところがお盆休みで休日だった。またしても絶望感を味わい途方に暮れて、電車かタクシーに乗ってお仏壇のはせがわなどに行こうか考えていたら、葬儀屋さんがあった。もしかしてここならあるかもしれないし、なくても取り扱っているお店を教えてくれるかもしれないって思って。そうしたら運が良いことに、骨壺を取り扱っていたんだよねー。
 大型犬のゴールデンレトリバーの骨壺の場合、30kgだと6寸サイズの骨壺になるとのこと。デザインを見てみると、完全に人の骨壺と一緒で無地で白いとても大きなものだった。3寸や4寸の小さなサイズだとペット専用で、花の絵が書いてあったりして可愛く作られていた。4寸の骨壺を見ていたら、ワンちゃんの形をして、骨壺には肉球のよな脚があり、蓋には犬耳が付いて、ワンちゃんの絵柄が描いてある骨壺があった。これならうちの愛犬にピッタリだなって思って、ワンちゃん形骨壺を購入させてもらた。
 うちの愛犬は、外より家の中の方が好きだし、犬より人間の方が好きだから、ずっと前から遺骨はすべて持ち帰るつもりでいたんだけど。愛犬が亡くなったのがあまりにも突然だったけど、ちょうどお盆の時期で。親兄弟たちが愛犬に、もうそんなに苦しまなくてもいいんだよ、頑張らなくても家族のみんなは大丈夫だよって言ってくれたような気がするんだよね。たぶん兄弟の中で、一番長生きだったんだと思う。先天性の股関節形成不全で大手術もしたことあるから、同じ遺伝子を持った兄弟たちは短命だったと思うんだよね。辛くて頑張っている愛犬の姿を見て、安心させてくれたんだと思う。実際に安心した顔で眠っていたし。だから愛犬は自分の親兄弟や、他のワンちゃんたちのところに逝った方が幸せなのかなって思って、御遺骨は一部だけを持ち帰ることに決めた。
 火葬場に戻ってみると、持ち込まれたワンちゃんやネコちゃんがテーブルの上に乗せられていた。とても大きな段ボール箱や、小さなお菓子の箱に生まれて間もないような子猫の赤ちゃんがぬいぐるみを抱いている遺体まで。なんだかとってもかわいそうな気がしちゃって。朝来た時に置かれてあった焼かれた御骨は、いつの間にかなくなっていた。
 まだ時間がかかるから、待合室で待つことにした。節電中のためエアコンが使えず蒸し風呂状態だけど、忍の一字だ。待合室で待っていると、次々と運び込まれてくるペットの遺体。1日に何体もの動物の遺体を焼くのは、職員にとって精神的苦痛が大きそう。ペットの飼い主さんたちはみな気丈で、自分のように泣き崩れてしまう人はいないし、泣いている人もいなかった。どうしてこんなに冷静でいられるのか、不思議でしょうがなかった。自分は待合室でも、何度も大泣きして泣きじゃくっているのに。すぐ近くにある共同ペット慰霊碑からお線香の香りがするので、きっと明日も喘息になる・・・
 うちのワンコが出てくるのは何時頃かなーなんて思いながら、待合室と火葬場を行ったり来たりしていたんだけど。その後も次々とペットたちが運び込まれてきたよ。ほとんどが段ボール箱の中に収められているみたいで、中にはタオルにくるまれた遺体もあった。
 母親とは愛犬の思い出話をしては、涙を流してしまった。愛犬の朝食を用意してお供えしてくれていたんだけど、ずっと食べたくても食べられなかった卵焼きや、大好きだった食パンを、口に付けてあげたんだって。きっと愛犬はとっても喜んだんだと思う。たぶん愛犬は母親に一番感謝していると思うっていう話をしたよ。動物病院から帰ってきて身体を冷やしてあげてるとき、母親は会計を済ませて買い物に行ってたんだけど。息を引き取るまで頑張って、母親の帰りを待っていたみたい。母親が帰ってきてしばらくしたら息を引き取ったから、帰ってくるのを待ってたんだと思う。最後の力を振り絞って噛み付こうとしたのは、母親の手だったから。手も足も動かせなくなっちゃって、愛犬が唯一動かせる首と顎を使って、母親にありがとうって伝えたんだと思う。私はただただ、どんなに身体が弱っても生きていて欲しいって願ってた。その願いもわかっていたんだと思う、だけどお盆になって親兄弟がやってきて、私のことは大丈夫だから心配しないでいいよって伝えてくれたんだと思う。
 8時30分に火葬が始まり、11時5分に御骨となって帰ってきた。その姿は今までの愛犬の姿からはまったく考えられないような姿で、とっても小さくなっていた。変わり果てた姿と対面し、またしても泣き崩れてしまった。
 愛犬の大きな頭からは想像もできないほど、頭の骨は小さくなっていた。まずは頭の骨を骨壺に移してあげようと箸渡しをしたら、持ち上げようとした瞬間、箸の力で頭の骨は粉々になってしまった。その時、頭の中が真っ白になって記憶が飛んだ。その後しばらくして、母親がこの骨を入れてあげようって一番大きくてしっかりしている骨を見付けて選んでくれた。それは大腿骨で、股関節形成不全の手術のために大腿骨の骨頭が削られていた。左足の骨だったみたい。もうひとつの大腿骨はしっかりしていたので、右足の骨みたい。いくつか小さな御骨も、箸渡しして骨壺に入れてあげた。母親が歯の生えた顎の骨を見付けたので、それも骨壺の中に箸渡しした。愛犬は母親に感謝の気持ちを伝えたかったんだと思う、その歯の付いた御骨は、つい先日、母親が愛犬にかじられて名誉の負傷をした時の歯だった。いつも歯磨きしてあげている大きな犬歯は骨壺に入れてあげたいと思っていたんだけど、自分は動揺して目の焦点が合わずに御骨をほとんど見ることができなかった。
 御骨の一部だけど骨壺に納骨し、あとは親兄弟たちも眠っているかもしれないペット共同慰霊碑に葬ってもらうことにした。市内で自家繁殖させたゴールデンレトリバーなので、きっと家族に会えるはず。
 帰りにペット共同慰霊碑に手を合わせ、お参りしていくことにした。これから入る愛犬はワンちゃんとは仲良くするのが苦手な性格で、家の外には出たがらない子だけど、仲良くしてあげてくださいってお願いしておいた。そしたら愛犬と生き写しのように、そっくりなワンちゃんの写真が貼られた卒塔婆があった。目鼻立ち、毛並み、それに鼻の色までそっくりで、しかも生まれた年も同じ1998年生まれ。もしかしたら本当に兄弟なのかもしれない。このワンちゃんなら、うちの愛犬とも仲良くしてくれそうだって思えたので、情けなくずっと泣いてばかりの私も少し安心できた。


2011年08月15日(月)

愛犬のお仏壇

 帰り道は、骨壺を抱え最寄駅までゆっくり歩いて帰ることにした。来る時は体重が30kgもあるから、2人がかりでやっと運べるような状態だったのに、帰りは片手でも簡単に持てるほど軽くなっちゃった。
 家に帰って、愛犬のいつもの布団を敷いてあげて、いつも水を飲むボウルの中に骨壺を置いて、焼却炉の中は熱くて辛かったんじゃないかなって思ってお水をお供えしてあげた。愛犬がまだ生きているうちに、体温を冷やすために氷水を飲ませてあげたかった。きっと咽喉が焼けるように乾いていただろうし、熱中症で冷たい物が飲みたかったんだろうから、ギンギンに冷えた氷水を飲んだら美味しくて気持ちいいだろうなって。でも獣医師によれば、水は口を湿らす程度で飲ませない方がいいって言ってたし、元気を取り戻す前に息を引き取ってしまったのであげられなかった・・・
 心残りのことはたくさんあるけど、もう愛犬は戻ってこない。できることは、愛犬の今までの生涯を自分の心の中で生きていてもらうこと。愛犬のことを忘れてしまった時、愛犬には本当の意味での死が訪れてしまうんだと思う。
 仕事をする気にもなれないし、かといって何もしないでいると悲しみがこみあげてくるので、部屋の整理整頓をすることにした。愛犬が安心できる骨壺の置き場所も考えてあげないといけないし。仏壇と神棚は同じ部屋に置くことができないから、狭い我が家では愛犬の仏壇事情の問題も発生してしまう。
 愛犬の仏壇は戸棚の明るい場所にしようと思って、その戸棚にある物を整理することにした。戸棚にある物を取り出すには、取り出した物を置く場所を作る必要がるし、新しい置き場所に置いてある物の整理から始めなくてはならない。物凄く遠回りな作業だけど、時間をかけてじっくりやることにした。
 母親は愛犬の介護でぎっくり腰のような腰痛になってしまい、体調の悪い愛犬の看病をしたりしてあわただしい日を送っていたので、少し休んでもらうことにした。愛犬も母親には休んでもらいたいと思っているだろうし。
 部屋はどこもかしこも、ホコリだらけだった。仕事が忙しくて、部屋の整理ってほとんどやる時間がなかったんだよね。物を少し動かしては、掃除機をかけ、壊れている物は処分して、とりあえず壊れていないものは適当にしまっておいた。この時、処分しないから必要ないものが貯まっていくんだよね。
 部屋の整理と掃除をしながら、合間を見ては愛犬の様子を見に行く。大きなワンちゃんだったのに、水を飲むボウルに簡単に入ってしまうほど小さくなってしまった骨壺を見ると、そのたびに号泣してしまう。涙と言うのは、どんなに流しても枯れることはないようだ。自分の人生で、こんなに泣いたのは初めてだし、こんなに悲しいのも初めてだった。うつ病の日々は毎日が辛く苦しく、ずっと涙を流していたけど、1日に何十回と大声を出して泣くようなことはなかったし。
 何かやっていないと涙が止まらなくなってしまうので部屋の整理をしていたけど、少しずつ愛犬の仏壇の場所の確保のめどが立ってきた。元々が本棚なので、仏壇の上に本を置く形になってしまうのが愛犬に申し訳ないね。大きな身体なのに、窮屈な場所に入れてしまうのはかわいそうだし。本棚は仮設のお仏壇ということにして、そのうちちゃんとした場所に作ってあげないとね。愛犬にはまた、我慢してもらう生活になっちゃうね。本当に私は、飼い主として失格です。
 自分自身、あわただしく走り回る日が続いたので、身体中が筋肉痛だしビタミン剤で無理矢理に身体を動かしているような状態だし、相変わらずの下痢だし、少し休憩することにした。自分はどんなに無理をしても、愛犬が元気で長生きしれくれればそれが幸せだと思っていたんだけど、愛犬にとっての幸せは飼い主の家族たちが元気で長生きしてくれることにあるような気がするから。


2011年08月15日(月)

繰り返された奇跡的な偶然

 愛犬の死は、私にとっては天地をひっくり返すような衝撃的な出来事だった。死ぬはずがないっていう、何の根拠もないのに確信みたいな気持ちがあり、年齢に合わせて老化はしていくけど元気で当たり前だと思っていたから。これからは老犬として介護生活になるから、こんな生活になるだろう、こんなことをしてあげると身体に良いんだとか、こういった物を買おうとか、調べて回っていたんだよね。売られているお店や値段を調べて回ったりとかしていて、年齢に合わせた生活で、なおかつ家族に負担のかからない生活にしていこうって考えていたんだよ。
 無理のないように、みんなで愛犬を支えていってあげようよなんて話をしていたら、愛犬の排泄をさせようとしていた時に母親がぎっくり腰になってしまって。その時に私を呼んでくれれば良かったんだけど、無理をして悪化させちゃって。母親も高齢だし、母親の身体が先に悲鳴を上げちゃったんだよね。
 自分は愛犬を立たせて家の外で排泄をさせたり、ご飯を食べさせてあげたり、マッサージしてあげたり、立たせたり、寝返りを打たせたりとか。力仕事を担当して、身体に疲労が溜まっていて、毎日ビタミン剤を飲みながらの介護だった。お店に良い物がないか探しに行ったり、ネットショップで探したり、大型犬の介護日記などを参考にしたりして、良さそうな物はプリントアウトして保管しておいたり。
 父親はあんまり動物が好きじゃないし、人に同情したりするような感情が欠落している人だけど、イヤイヤながらも協力してくれてたんだよね。
 自分はどんなことがあっても、長生きしてくれればそれだけで十分だって思ってた。ただ一緒にいてくれさえすれば、それだけでいいと思ってたから。だから愛犬も、今まで辛いことや苦しいことがたくさんあったのに、頑張ってきてくれたんだと思う。私の気持ちを理解してくれて、目が見えなくなっても、耳が聞こえなくなっても、後ろ足が立てなくなっても頑張ってきてくれたんだと思う。
 でも愛犬は、こうした家族の様子や変化を、何も言わずにちゃんと見ていたんだと思う。自分の存在が家族のみんなに負担をかけちゃっていること、家族への負担が限界になっていることを。だから愛犬の心の中では、私以上に激しい葛藤があったんだと思う。家族には負担をかけたくないけど、私の願いは叶えてあげたい、でも両立させることができないからどっちを選べばいいのかわからないって。
 身体はボロボロになりながらも頑張っている愛犬の姿を、愛犬の家族たちが心配してお盆のこの時期に様子を見に来てくれたんだと思う。うちの愛犬は9人兄弟の大家族、愛犬を産む前や後に生まれてきた兄弟もいるかもしれない。9人兄弟の中で、1番最初にもらわれていき、一番の長生きだったんだと思う。老化と熱中症に苦しむ愛犬の姿を見て家族たちが「もうこれ以上、苦しまなくていいんだよ」、「飼い主のことは大丈夫だから、心配しなくていいんだよ」って言ってくれたんだと思う。それで安心して、愛犬は親兄弟のいる場所に逝ったんだと思う。そう思ったから私は、愛犬は愛犬の家族のいる場所に行くことの方が幸せなんだなって思ったし、家族が見守ってくれているなら大丈夫だって思うことができた。もしお盆とはまったく関係のない時期に亡くなっていたら、自分の事だけしか考えない人間になってしまったかもしれない。愛犬の遺骨はすべて持ち帰るんだと決め、愛犬が死んだのは母親や父親のせいだと責めたかもしれない。愛犬は自分が死ぬと、私の心の中がどう変化するのかわかっていたんだと思う。私を含めた私の家族が、一番苦しまないで済む時を選んでくれたんだと思う。
 土曜日に動物病院に連れて行きたいからって深夜に友達に連絡をしたのも、偶然が重なってやっと連絡を取ることができた。携帯電話にかけても電話は繋がらず、家に電話したけど留守で。ダメかなって思って、もう一度携帯電話にかけてみたら、偶然にも繋がって来てもらえることになった。ずっと地下にいたから、携帯電話の電波の届かない場所にいて、終電に乗って家に帰る途中だったらしい。もし動物病院で先生に診てもらえずに亡くなってしまったら、ものすごく自分を責めたと思う。自分のせいで愛犬を死なせてしまったって、一生自分を責め続けると思う。愛犬はそこまで考えて、最期の時を選んだんだと思う。
 動物病院での診察を受けると、もう手遅れかもしれないと言われてしまった。病院の集中治療室で体温を下げる治療をするか、家で同じことをするかだと聞かれて。母親の英断で家に帰ることになった。この時、母親もどうするか物凄くなやんで、後になって何度も病院で治療してもらった方がいいんじゃないかって思ったって言ってた。でも、もし病院に預けて入院させていたら、愛犬の最期に立ち会うことはできなかった・・・。愛犬も心細くて寂しいだろうし、私も病院に預けているうちに死んでしまっていたら、一生後悔すると思う。うちの母親なら、家に帰るって言ってくれると、愛犬はわかっていたような気がする。
 家に帰った私は、自分にできるすべてのことをやった。家の中を走り回り、1秒でも無駄にできないと思い行動した。今はほとんど隠れて悲しみに覆い尽くされているけど、できることはすべてやったんだという気持ちが心の片隅にはあった。
 愛犬は家族全員が揃うまで、苦しいのに頑張ってくれた。吹けば消えてしまうような命の灯を、家族のために頑張ってくれた。母親は買い物から帰宅し、父親も外出から帰宅。家族全員が揃うのを待っていたかのように、容体が悪化してしまった。家族のみんなが後悔しないように、最後の最後の風前の灯を頑張って守り続けてくれたんだと思う。
 愛犬が息を引き取る直前、耳も聞こえてないだろうし、目も見えてないだろうし、意識もなかったんじゃないかなって思う。だけど唯一動く首と顎を使って、母親に向かってかじろうとしたんだよね。愛犬は母親にしかかじろうとはしないから、母親に抱かれていたのがわかっていたんだと思う。今までありがとうって感謝の気持ちを伝えたいけど、もう手も足も尻尾も動かせなくて、母親には感謝の気持ちを伝えることができる方法で伝えてくれたんだと思う。母親が愛犬の世話をするとき、いつもかじられそうになるから、いつも世話をしてくれてありがとうっていう気持ちがこもっていた気がする。その直後、ひきつけを起こして息を引き取ってしまった・・・。母親はとても無念そうだった、たぶん母親にとっては自分が愛犬の頭を持ち上げたから命を縮めてしまったのかもしれないって思っていたんだと思う。その母親の気持ちを、愛犬もちゃんとわかっていたみたい。
 火葬は自治体がやってくれるけど、火葬場まで持ち込む手段がない。どこの業者に頼んでも断られ、途方に暮れていると偶然にもお盆休みだという友達にまたしてもお願いすることにした。もし友達がお盆休みじゃなかったら、火葬場まで連れて行くこともできなかった。私が最後に頼れる友達のことまで、わかっていてくれてたのかもしれない。得体の知れない業者に頼むより、信頼できる友達に頼むことができてとても良かったと思っている。
 明日まで愛犬を冷やしてあげるための保冷剤や氷がなくなってしまい、閉店間近のスーパーに買いに行ったんだけど。氷を買って袋に入れていたら、偶然にもすぐ隣に発泡スチロール製の箱があって、中に食品の保冷用の氷が山ほど入ってた。熱中症で暑くて辛い思いをしたので、冷たく冷やしてあげたいと思ってその氷をたくさん持ち帰った。きっと冷たくて気持ち良かったんじゃないかなー。
 愛犬が亡くなった日の夜、私の夢には愛犬の姿があった。どんな夢だったかどうしても思い出せないんだけど、なにか楽しい思い出が詰まった夢だったような気がする。この話をしたら、母親も姉妹が亡くなる前日に、足元に姉が現れて楽しそうにニコニコと笑っていて、自分もすごく嬉しい気持ちになったって言われて、びっくりした。母親の母親だから、私にとっては祖母になるんだけど、母親や姉妹にとっては母親になるのか、ちょっと複雑だけど同じ話をしたら、まったく同じ夢を同じ日に見たって言ってたって。こんな話、初めて聞いたからとてもビックリしたよ。
 骨壺を扱っているお店も、お盆休みだった。でも偶然見付けた葬儀屋さんで、愛犬の骨壺を買うことができた。もし骨壺を買うことができなかったら、あっけないお別れになってしまい、愛犬の遺品を身近に置いておくことができなくなってた。自分が子供の頃に飼っていたワンコは、御骨をもらうこともできず、どこに葬られたのかもわからず、お墓詣りにすら行くことができなくて、そのことを思い出すと今でもとても後悔している。私が後悔しないように、葬儀屋さんの営業日まで考えていてくれてたんだと思う。しかも愛犬にピッタリなデザインの骨壺に、愛犬のお骨を入れることができた。
 私も気掛かりだったし、愛犬も気掛かりだったと思う、息を引き取る前の愛犬の行動。母親は自分が愛犬の命を縮めちゃったんじゃないか、自分が愛犬を苦しませるようなことをしちゃったんじゃないかと後悔してるんじゃないかなって思ってた。火葬が終わり御骨となって帰ってきたとき、母親に怪我を負わせた歯の残った顎の骨があった。母親を心配して、なんとかこの歯だけは焼かれても残そうって頑張ったんだと思う。その歯は私にとっても大切な歯で、片方側にしか生えてこなかった貴重な歯で、歯磨きするたびに丁寧に磨いていた歯だったんだ。
 愛犬は私の心の中だけじゃなく、家族の心の中や体調、それに世界中のこれから起こる出来事などをすべてわかった上で、この時に亡くなったんじゃないか、そう思えて仕方がないよ。そのくらい奇跡的な偶然が重なりすぎていて。どこまでも家族のことを大切に思ってくれる愛犬だったんだろうって、感謝の気持ちがいっぱいです。もちろん今は愛犬を失った悲しみの方が大きいけれど、きっといつか時間が経てば、その気持ちは愛犬への感謝の気持ちで満たされていくんだと思う。自分がいつまでも悲しんでいると、遠くから見守ることしかできない愛犬はもっと悲しくて切なくなると思う。
 だから自分は、この悲しみを乗り越えて生きていかなくちゃいけないんだと思う。それがきっと、愛犬にとっての一番の幸せなんだと思う。愛犬が私に教えてくれたこと、忘れることなく生きていこうと思う。もし忘れてしまうと、愛犬は本当に死んでこの世からもあの世からもいなくなってしまう。


2011年08月16日(火)

いつもの場所に愛犬がいる気がして・・・

 今朝も起きてみたら、カリカリのドッグフードと、大好物の食パンを小さく綺麗に切ってお供えしてあった。母親がお供えしてくれたみたい。美味しい食パン、一斤丸ごと食べさせてあげたかったなー。ヨダレをたくさん垂らしながら大喜びして食べたかな?でも最初は警戒して、ニオイをクンクン嗅いで、食べても大丈夫かどうか確認したかも。意外と用心深い性格だからなー。
 愛犬の骨壺は、お布団を敷いた上に水桶を置いて、その中に置いてあげてるよ。きっと熱くて熱くて苦しかっただろうから、冷たい水の中に入れてあげようと思って。水桶には、実際には水を入れているわけじゃないんだけど。愛犬が若い頃は、この水桶に顔を突っ込んで身体を冷やしていたから、きっと気持ちいいんだろうなー。ペットの仏壇をちゃんと用意してからも、水桶の中に入れておいてあげようかな。
 大型犬のゴールデンレトリバーだから存在感が大きくて、部屋のいつもの場所に愛犬がいないと、心の中にポッカリと穴が開いてしまったかのようで。若い頃は愛犬の方から飛ぶように走ってきてくれたけど、耳が遠くなってからはのっそりのっそりと歩いてきてくれて、ほとんど歩けないようになってからは、私の方からいつも「愛犬よ、ただいまー」って、一番最初に愛犬の元に行ってたんだよね。朝起きても出迎えてくれる愛犬はいなくなっちゃって、おはようの挨拶をする相手もいなくなっちゃった・・・
 いつもなら大きな布団の上に長々と寝ていたのに、今では水桶の中に入るほど小さくなっちゃって、その姿を見ているだけで、また涙があふれ出てくるよ。やってあげたかったことや、一緒にやりたかったことが山ほどあるのに、ほとんどできないままいなくなっちゃったから。
 昨日からは食欲がなくてさー。物も喉を通らないほど悲しいっていう意味を痛感するよ。お腹は空くんだけど、少し食べただけで満腹になっちゃって。その後は味も香りもしないホコリの塊のような物を口の中に放り込んで、強引に飲み込むだけ。でも本当に喉を通らなくて、飲み込むのも苦痛で。
 悲しみを乗り越えるのは、とても苦しい。でもそれ以上に愛犬からもらったものがたくさんあるから、愛犬のことを考えていれば乗り越えられるはず。
 母親のぎっくり腰も、病院に行ってくれることになったよ。愛犬を心配させないように病院で診てもらってとお願いして、説得してみた。愛犬の存在はやっぱり、死後も生きているし、私の言葉や心以上の力を持っているよ。


2011年08月16日(火)

骨壺の管理・保管方法

 昨日もあわただしくあっという間の一日が終わった。今日は一転して、ゆっくりとした時間が流れている。まるで愛犬がいつも通りに、いつもの場所で寝ているかのように、何も変わらない日常のような一日。でもやはり、何でもない日常とは全く異なり、愛犬は存在することなく、遺骨を目の前に枯れることのない涙を何度も流してしまう。
 骨壺は可愛らしいワンちゃんの絵柄に脚が付いていて、犬耳の付いた蓋がある。でも骨壺の保管方法や管理方法、自宅ではどのようにすればいいのか良くわからない。本格的な仏壇を設けるつもりはなく、もしかしたら十数年後とか数十年後とかになったら、お寺さんにあるペット共同墓地に葬ってもらうこともあるかもしれない。できれば私と同じお墓や、私の骨壺に入れて葬って欲しいけど。
 調べてみたけど、どうすればいいのか具体的な内容の書いてあるホームページってないんだよね。昔からの慣習として考えたとしても、ペットを埋葬するような文化って日本にはあまりないみたいだし、埋葬の慣習そのものが地域によって異なるし。地元の相模国では、江戸時代頃まで遺体は野ざらしにして埋葬する野葬が一般的だったりもするんだけど、あまり歴史書には書かれていない。
 場所的な問題もあるけど、骨壺をどうするかって言う問題が大きくて。今はいつもの寝場所、いつものお布団の上に水桶を置いて、そこに骨壺を置いているんだけど。熱中症で暑くて焼けるほど喉が渇いてたと思うんだ、嘔吐を繰り返していたから喉は胃酸で物凄く痛くなってたんだと思う。だから水には困らないようにしてあげたいっていう気持ちが強くてさ。でも何かの拍子に骨壺が倒れたら、御遺骨が散乱してしまうかもしれないっていう心配があって。蓋は密閉式じゃないからパカパカとして簡単に開いてしまうから、地震で倒れたり、何かの拍子に転んだりして骨壺を倒してしまうこともあるかもしれない。そうなったら愛犬がかわいそうだし、散乱してしまった遺骨は粉のようになっているかもしれないし。粉のようになっていたら、御骨を骨壺に戻すこともできなくなっちゃう。
 それを防ぐにはどうするのか、骨壺の管理方法や保管方法などを調べてみたんだけど。骨壺はお墓に埋葬するのが一般的だから、何も情報が得られなくて。ペット用の骨壺の中には、ネジ式の蓋だったり、回転させて固定させるタイプだったり、シリコンのパッキンが付いていたり、骨壺の中に巾着袋が入っていて骨壺が割れたりしても大丈夫なように遺骨は巾着袋の中に入れるタイプのものがあったりと、様々な種類があった。でもそんなこと、骨壺を購入する時には知らなかったし、御骨を骨壺に納骨してから知っても意味がないし。
 考えた方法はバスコークなどのシリコン製のコーキング剤を使って、密閉しようかなーって思って。これなら倒れても安心だし、湿気や害虫からも守ることができるし。でも密閉したら愛犬が息苦しくなっちゃうんじゃないかなって心配だし、母親に相談してみたらやっぱり、それじゃあ愛犬が苦しいんじゃないかって言われたよ。結局、いつも首に冷却ジェルを巻くときに使っていたバンダナで倒れても蓋が外れないようにしてあげた。バンダナで冷却ジェルを巻いてあげたら、気持ちよさそうにしていたから、これでいいのかな?
 気が付くと、家の狭い庭には、いつの間にかユリの花が咲いていた。今年になってなぜか突然、ユリが生えてきたんだよね。考えてみると、自分が小学生の頃、一番最初に育てた花も付録に付いていたユリだったような気がする。そのユリを見ていると、どことなく愛犬に似ているなーなんて気もする。
 母親のぎっくり腰が治ったら、ユリの花束を持ってペットの共同慰霊碑にお参りに行こうかな。


2011年08月17日(水)

犬の十戒

 愛犬を失った私の悲しみは根深く、いつまでたっても癒える気配は感じられない。ちょっとしたことで思い出しては、シクシクと涙を流してしまうし、時には大声を張り上げて泣き崩れてしまうこともある。私が悲しむと、天国で暮らしている愛犬はもっと悲しむとし、寂しくなってしまうってわかってるんだけど、悲しみの気持ちは止めることができなくて。愛犬を亡くして、悲しくない人なんているわけないんだけど、自分だけがいつまでも泣いているような気がする。ペットの火葬場では、みな涙を流すこともなく普段と変わらぬように気丈に振る舞っていたのに。
 愛犬が亡くなり、焼骨も終え、供養のために小さな骨壺に少しだけ御遺骨を持ち帰ってきたけれど。気持ちの整理はまったく付かないし、心にポッカリと穴が開いてしまい、何もやる気が起こらず無気力な状態が続いているよ。
 なんか自分は、ペットロス症候群になっちゃってるのかななんて気がしたりもする。愛犬の姿が見えないだけで、生活に張りがなくて。いつも愛犬が寝床にしていた場所を見るたび、愛犬がいなくなってしまったことを実感し悲しくなってきてしまいます。いつも寝てばかりだったけど、声を掛ければ顔をもちゃげて尻尾を振って、嬉しそうに頭をなでられてた。今は頭をなでる相手もいなくてさ。
 少しでも気持ちが落ち着くかなって思って、『犬と私の10の約束』を読んでみることにした。愛犬が亡くなってから読んでも遅いんだけど、生前は忙しくて読む時間がなくてさ。積ん読状態になっていた本なので、愛犬が元気なうちに読んでおけば良かったって、後悔していたんだ・・・
 『私と気長に付き合ってください』。私はもっともっと長く長く、付き合っていくつもりだった。仕事が落ち着いてきたら一緒に散歩に行ったりして、仕事が軌道に乗ったら車を買って海に連れて行ったりしたいなーなんて思ってた。それなのに仕事が落ち着くこともなく、気が付けば介護が必要なまでの老犬になっちゃって。もっと元気なうちにたくさん遊んでもらいたかった・・・
 『私を信じてください、それだけで私は幸せです』。愛犬の幸せが、こんなにも些細な物だなんて。考えるとちょっと寂しいね。もっと強欲になってくれても良かったのに。愛犬は無条件に私のことを信じてくれてたけど、自分はどうだったんだろうって考えてしまいます。
 『私にも心があることを忘れないでください』。うちの子は意外と自己主張の強いワンコだったよ。好き嫌いがはっきりとしていたし。愛犬と接しているといつも、それぞれ性格が違うんだなーなんて思ったり、どうしてうちのワンコは他のワンコと違うんだろうなんて考えたりしたこともあったよ。何度も笑わせてくれたけど、何をすると私が笑うのか、わかっていたのかもしれないなー。
 『言うことを聞かない時は理由があります』。イヤな物は絶対にイヤっていう、かたくなで頑固な性格だった。そんなところがかわいかったんだよね、すべてに忠実で従順なわけじゃなく、ちゃんと自分の気持ちを表現してくれて。
 『私にたくさん話しかけてください、人の言葉は話せないけどわかっています』。愛犬が亡くなった後、すべてわかってたんだなって感じたよ。口に出さないことまで、愛犬はわかっていたんだと思うし、うちの家族全員の性格もわかっていたんだと思う。最期まで家族思いのワンコだったよ。
 『私を叩かないで、本気になったら私の方が強いことを忘れないで』。愛犬が本気になって怒ったこと、結局一度もなかったね。大きな歯で骨までバリバリ食べる力があるんだから、本気になったら愛犬の方がはるかに強いのに。時には厳しくしつけをして唸っていたこともあったけど、本気で怒ったりはしなかったね。飼い主思いの優しい愛犬でした。
 『私が年を取っても仲良くしてください』。気が付いた時には介護が必要なほどのおじいちゃんになってて。でも愛犬の介護生活は私にとって充実していて楽しい時間だった。あんまり愛犬の世話ができなかったから、愛犬の世話ができる幸せを感じていたんだ。こんな日がずっと続くんだろうなって思ってた。愛犬が苦痛を感じないように、寝床を新しくしてあげようとか、タオルをたくさん買っておこうとか、準備していたんだよね、だってまさか亡くなるなんて思ってもいなかったから。
 『私は10年くらいしか生きられません、だからできるだけ私と一緒にいてください』。愛犬が子犬の頃、しつけや餌の世話などすべてやってたんだけど。しつけの時期も終わり、自由に家の中を移動するようになると、一緒にいる時間が次第に少なくなってきちゃって・・・。毎日の歯磨きと耳掃除、水の交換、帰宅した時に挨拶を交わす程度になっちゃって。寝てる時間が多くなってくると、おもちゃを出しても遊んでくれなくて、ますます愛犬と一緒に過ごす時間が減っちゃって。とても後悔している。
 『あなたには学校もあるし友達もいます、でも私にはあなたしかいません』。私には友達もいないし、愛犬だけが自分の心の支えだった。でも仕事はしなくちゃいけなくて・・・。今になって思うと、どうしてもっと愛犬のことを考えてあげられなかったんだろうって後悔しているよ。愛犬の遊び相手で一番好きだったのは私なので、どうしてもっと遊んであげなかったんだろうって。
 『私が死ぬときお願いです、そばにいてください。どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを』。私と私の家族は運良く愛犬の最期を看取ることができた。母親の英断のおかげ。動物病院から帰宅して私一人で愛犬の治療をしていたけど、家族全員が揃うのを待っていたかのように息を引き取った。とても苦しそうで、辛そうで、もっと安らかに息を引き取らせてあげたかった。私はただただ、長生きしてくれればそれだけでいいって願って、何度も神社に足を運んでは涙ながらにお願いをしていた。そうしたことを愛犬はわかってて、どんなに辛くても、苦しくても、私のために生きていこうって考えていたんだと思う。愛犬の気持ちに気が付かず、私は愛犬を苦しませてしまっていた。愛犬の幸せを第一に考えるべきだった。そうすれば自分自身の行動も、もっと違ったものになっていたはず。愛犬を迎えに来てくれた愛犬の家族たちに、感謝しないといけないね。辛く苦しく、呼吸するのも困難なほど体力が低下し、水だって飲めないのに頑張って。そんな姿を見かねて愛犬の家族たちが迎えに来てくれたんだと思う。愛犬は私のことをわかっていたけど、私は愛犬のことをわかってなかった・・・


2011年08月17日(水)

愛犬との思い出の路

 愛犬が亡くなってまだ4日目、相変わらず深い深い悲しみの渦の中に飲み込まれている。お別れがあっという間すぎて、やりきれない気持ちが強くて・・・。愛犬が息を引き取ってから、あわただしく時間が過ぎていき、落ち着いた時にはすでに小さな骨壺の中に入っていた。愛犬との別れの挨拶、もっとゆっくり時間が欲しかったんだけど忙しくて・・・。忙しくしているから悲しみを一時的に忘れることができたんだけど、今になって思うとどうしてもっと時間を作って別れの挨拶をしなかったんだろうって後悔しているよ。
 日曜日の8月14日に亡くなり、翌日の早朝には火葬場へと連れて行き、あっという間に御骨となってしまった・・・。愛犬を自分のお布団に移動させてあげたり、棺を作ってあげたり、冷やしてあげたり、お線香をあげたり。愛犬の姿を見ていると、動いているような、息をしているような幻覚が見えてしまう。「なんだ、ただ寝てるだけなのか」なんて思って身体をさすってみると、やっぱり動かない。身体はすでに硬くなり、冷たくなっている。自分はずっと嗚咽混じりの泣き声を上げ続け、あっという間に翌朝になり火葬されてしまった。
 そこにいて当たり前だった存在が、ほんのわずかな時間で消滅してしまって・・・。現実は受け入れられず、頭の中は真っ白に混乱している。今日も何回、声を張り上げて涙を流したことか。この世界でこんなに悲しいことがあってもいいのかと思うほど、愛犬を失った悲しみは深い。
 気分が塞ぎ気味になっていたので、ちょっと外の空気を吸いに行ってくることにした。愛犬と一緒に散歩に行ったコースや、初詣に行った思い出のコースを力なくトボトボと歩いた。本当なら私の両手にはリードが握られているはずなのに、今は何も握るものがない。足元には愛犬がいるはずなのに、自分の足元は夏の日差しに照り付けられるアスファルトの道が続いている。こんなはずじゃなかった・・・
 愛犬とのお散歩コースは、何も変わってなかった。同じ場所に木が生えていて、草むらがあり、電柱が立っている。ここでいつもオシッコするんだよね、ここはウンチの場所だね、この先に行くと愛犬はいつも逆の方向に進みたがる場所だ、なぜかここは行きたがらない場所、ここを一周して家に帰るコース、すべてが同じままだった。オシッコをする場所、ウンチをする場所では、ついついいつもの癖で自分も立ち止まってしまう、そして気が付く。立ち止まっても意味がないと。ウンチやオシッコをする愛犬はもういなかった・・・
 一緒に歩く愛犬がいないだけでいつもと同じお散歩コースを歩き、初詣の思い出の場所の神社に行った。やはりこの神社もまったく変わっていない。江戸時代からこの場所にあったのだろう。長い長い時間、手を合わせてお参りをした。愛犬は天国でも安心して暮らしているだろうか、ワンちゃんと仲良くなれない性格だから一人ぼっちになっていないだろうか、食べるものはあるだろうか、水は飲めるか、暑くないか、お気に入りの布団はあるのか、トイレは大丈夫なのか、不安や心配ばかりが頭の中を駆け巡る。
 お散歩コースをほぼ周って家に帰り、愛犬がいつも寝ている場所に行くと、骨壺が置かれていた。愛犬が待っていてくれるだろうと思って、「ただいまー」なんて言いながら帰ってきたのに、返ってくる反応もなく静かに存在感なく静かに置かれている骨壺。それを見た途端、またしても涙があふれ出てしまった。いつもいるはずの場所、出迎えてくれる場所に愛犬がいない、こんなに寂しく感じるとは思わなかった。
 結局今日も、塞ぎ込んだ心は解放されることなく、悲しみに包まれていた。夕食では今日も、骨壺をテーブルに置き、骨壺に話しかけながら食事をした。涙を流しながら、自分が食べている物を説明したりしていた。他人から見たら、気が変になってしまったのではないかと思われるかもしれない。でも自分にとって、愛犬と過ごす時間が足りなかったから、ついついこうした行動を取ってしまう。愛犬と一緒じゃないと、食欲もわいてこなくてさ・・・。少し食べただけで満腹になっちゃって、それ以上食べようとすると吐きそうになってしまう。
 もう帰ってきてはくれないけど、帰ってきて欲しい。もしかして自分は、ペットロス症候群になっているのかなー。自分が死ねば愛犬に会えるのかなとか思うことがあるんだよね・・・


2011年08月18日(木)

むなしい空虚な日々

 ここ数年、キーボードが正しく認識されなくなってしまったので、ついに交換することにした。リサイクルショップのジャンクパーツだから、いつまで使えるかわからないんだけどさ。今まで使っていたキーボードは15年以上使っていた気がするけど、使い慣れていたから使い続けていたよ。キーボードを変更すると、キーを間違えて押しちゃうことが多いね。数cmや数mmの違いしかないんだけど、ボタンの位置が微妙に違うんだよなー。
 気分転換にモンハン3rdをやったんだけど、今回で何度目かの挑戦で、やっとジンオウガを倒せたよ。強いモンスターだけど攻撃できる隙は多いみたい。ただ問題は、自分の腕では攻撃を避けることができないってことかな。動きが速いから予測しづらくてね、苦手なタイプのモンスターだよ。
 8月14日に愛犬がなくなり、今日は18日。物凄く長い時間が経過したような気もするし、物凄くあっという間だった気もする。やり残したことはたくさんあるのに、何もしないでボーっとする時間ができてしまった。愛犬がいた1日は短かったけど、愛犬のいない1日はとてつもなく長いよ。今日から1日の日記は、1記事にまとめようかな。長い日記をたくさん書いたので、自分のパソコンの処理限界を越えちゃってるんだよなー。なんていうか、何もする気が起きなくなってしまったっていうのが本心ではあるけど。
 愛犬が亡くなってまだ数日しかたってないんだけど、毎日、大声で泣いている私の姿を見兼ねてか。ペットロスに関する新聞記事を渡されたよ。わずか数日で悲しみが癒えるわけないんだけど、周りから見るとそんなに落ち込んでいるように見えるのかなぁー。自分の感情が、またしても愛犬を苦しませちゃっているかもしれない。愛犬には飼い主は『大丈夫だから心配いらないよ』ってどうにかして伝えたいけど、伝える方法ってないものかなぁー。アナログ放送電波に乗せても届かないかな?
 大型犬の13歳だから、人間で計算するとちょうど100歳くらい。大型犬の中でもゴールデンレトリバーは短命なことが多く、平均寿命は長くて10歳くらいなんだってさ。一般的には10歳〜13歳って言われることが多いけど、実際には10歳に満たないうちに亡くなるワンコが多いみたい。ゴールデンレトリバー仲間の人の多くが、7歳とか8歳くらい亡くなってるよ。ゴールデンレトリバーの13歳はご長寿ワンコみたい。


2011年08月19日(金)

何もかもがどうでもよく

 メールをチェックしてみると、いつもドッグフードの通販で利用していたお店からメルマガが届いていた。今まではポイント倍増の日とか、セール、送料無料キャンペーンなどをマメにチェックしていたのに、届いたメールを見たらむなしくなってきた・・・。私にはすでに必要ないものへと変化してしまい、せっせと貯めてきたポイントも使う機会がなくなってしまった。手元に置いてあったメモ帳には、どこの店でタオルがいくらで売られてるとか、愛犬の寝床のサイズなどが書かれていた。
 すべてがこれからの生活のための準備だったのに、その準備は永遠に準備されることはなく、今となっては意味のない商品名や数字が並んでいるに過ぎないものになってしまった。
 自分の生活の中心には愛犬が存在し、愛犬のために自分はどうすればいいのか考えながら行動してきた。それはすべて失われ、考え直すと本当に愛犬の欲しかったものは別の物なのではないかと考えるようになってきた。本当は一緒に遊んだり、ブラシをしてもらったり、ナデナデされたり、散歩したり、私と一緒に過ごす時間の方が愛犬にとっては大切だったんだと思う。
 私は幸運にも愛犬の最期を看取ることができた。愛犬の苦しむ姿を見てなんとかして助けたいと思ったけど、愛犬の苦しむ姿なんて見たくないとは思わなかった。だんだん冷たくなって硬くなっていってしまう愛犬の姿を見て、『どうして死んじゃったんだー』っていう気持ちはあったけど、『今まで頑張ってくれてありがとう』っていう気持ち、『頑張らせすぎちゃってゴメンね』っていう気持ちがあった。死んでからじゃ遅いんだけど、頭や身体をなでたり、握手したりして話し掛けてた。反応は返ってこないんだけど、自分には愛犬が首を持ち上げたり、呼吸をしているように見えて、何度もハッとした。でも数秒後には、それは幻覚だということに気が付く。
 今はもう、何もかもがどうでもよくなってしまった・・・。自分が早死にすれば、少しでも早く愛犬と再開できるのかなーなんてことばかり考えてるよ。自分で命を絶つのは簡単だけど、それをやったら愛犬の存在そのものを否定することになるし、死んでも愛犬には会えないと思うし、愛犬は会ってくれないと思う。死んだ方がラクなほど苦しいけど、生きていかなくちゃいけないというのがとても辛い。


2011年08月20日(土)

初七日かな

 愛犬の命日が8月14日なので、亡くなった日を含めると今日が初七日の法要になるのかな。お経をあげることもできず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。誰か代わりにお経をあげてくれる人はいないかな、無事に天国に行けるといいんだけど。今日が本当に愛犬とのお別れの日になっちゃうのかな。飼い主のことばかり考えて心配しないで、あの世で安心して暮らしてくれるといいんだけど。最期まで家族思いのワンコだったから、なんだか心配だよ。
 私はまだ、悲しみから抜け出すことができず、引きこもりの毎日を送ってるよ。外に出て知ってる人にバッタリと出くわしたりするの、イヤだしなぁ。何か聞かれたりするのもイヤだから・・・。現実でのネット上でも、人を避けてるよ。結局、今日も外出しなかった・・・。明日は外出しないとなぁー。人に会わないように、夜に外出しようかな。
 母親は愛犬の世話をしている間に患ったぎっくり腰の治療のため通院中。今までは待ち時間の心配などがあり通院できなかったんだけど、愛犬の心配がなくなってしまったので通院しているよ。愛犬は何も知らずにボケーっと寝てるだけだと思ってたんだけど、家族の体調のこととかまで見守っていてくれたんだなーなんて思ったりもする。
 そろそろ今まで使っていた布団の上から、骨壺を置いておくちゃんとした場所に移動しなくちゃいけない時期なんだけど。いつもの場所に何もなくなってしまうのが寂しくて、何もできないでいるよ。いちよここに骨壺を置けばいいかなって感じで、仮の場所ではあるけど作ってみたんだよね。愛犬が好きだったおもちゃとか、犬グッズとかたくさん並べて。
 歯磨きしたり、耳掃除をしたり、水を変えたり、ご飯をあげたり。そういったことができなくなっちゃったから、生活に張り合いがなくてさ。いつもの場所に骨壺を置いて、骨壺に話しかけながら、ご飯の時間にお供えをしたり、水を換えたりしているよ。むなしい行動ではあるけどさ、何年間もやってきて身体に染み付いている習慣だから、すぐには変えられなくてさ。


2011年08月21日(日)

変わらないねー

 ジャンク品で購入したキーボード、今のところちゃんと動いている。今までは認識せずに何度も再起動を繰り返したりしてたけど、今は一発で認識してくれるのが嬉しい。壊れたパーツを少しずつ交換して使い続けているけど、そろそろパソコンの寿命かなー。HDDを増設し、メモリを増設し、マウスも交換、CPUクーラーを交換し、キーボード交換、そろそろHDDの寿命が近い気がする。今年はパソコンを買い替えるつもりでいたんだけど、テレビが壊れちゃったからテレビの買い替えでお金が尽きるなー。今年はパソコン、来年はプリンターなんて考えてたんだけど。
 パソコンとか仕事とか、あんまりやりたくないから、部屋の整理や掃除をしているよ。どんなにゴミを出しても、次々と新しいゴミが出てくる。ゴミ屋敷ではないんだけど、整理整頓して詰め込んできた物たちの多さに驚くよ。部屋を整理して広くしないと、32型の液晶テレビが買えないからなー。
 愛犬が亡くなり今日でちょうど1週間。いつもいる場所に愛犬の姿が見えたりして、なんだか変な感じ・・・。いつもいた場所だから、頭の中に愛犬の残像が残っているのかもしれない。いつも寝ている場所に愛犬の骨壺を置いているんだけど、骨壺を見るたびに悲しくなってくるよ。
 目が覚めた時は、愛犬の夢を見たような記憶が残ってた。どんな夢だったのかは思い出せないんだけど。愛犬が亡くなった日に夢を見て、それから数日後にも愛犬の夢を見て、さらに1週間後にも愛犬の夢を見た。いつまでも悲しみに暮れている私の姿を見て、心配しているのかなー。家族思いのワンコだったから、愛犬を悲しませないようにしないといけないなー。
 もし愛犬に会えるんだったら、今すぐにでも死にたいとか考えてるからなー。でも自分から命を絶てば愛犬とは違う場所に行っちゃうだろうし、会えたとしても愛犬は私だと気が付いてくれないかもしれない。もしかしたら愛犬に嫌われてしまい、もう二度と会ってくれないかもしれない。そうしたことを考えると、愛犬に会うためには死にたくでも死ねないっていうのが、さらに私を苦しめる。


2011年08月22日(月)

自責の念

 しまった・・・。せっかく日記を書いたのに、間違えて削除してしまった(^^;)。アホですなー。ブログ記事なんかだと、良くやってしまう失敗なんだけど。
 早いもので、愛犬が亡くなってからもう1週間が経過したよ。愛犬のいない生活に慣れるのは難しいけど、時間は情け容赦なく過ぎていってしまうんだね。テレビを購入するために部屋の整理をしてるんだけど、そこかしこに愛犬の毛が落ちてるんだよね。ついつい愛犬の毛を見つめてしまい、また悲しみが込み上げてくるよ。
 何もかもがどうでもよく感じられちゃって、一日のうちで何もしないでボーっと過ごしてしまう時間が増えてしまった。今まではボーっとする時間なんて、まったくなかったのに。外出するのも辛いんだよね、近所の人に会ったりするのもイヤだし、どこに行っても愛犬が元気だった頃のことと連想しちゃって涙が出てくるし。近所の人でもそれぞれペットに対する考え方が違うみたいだねー。ペットを家族の一員やそれ以上の存在だと思って接してくれる人もいれば、単なるおもちゃのようにしか考えていない人もいたりするし。自分とは考え方がまったく違う人もいるから、それが精神的な負担になってしまうし。
 今でも後悔してることがたくさんあるんだよね。愛犬に対して、もっと色々なことができたはずなのに。それなのに自分の身勝手な願いを感じ取ってくれた愛犬を、苦しませてしまう結果になってしまった。どんなにおじいちゃんになってもずっと一緒にいて欲しいって思ってたけど、愛犬の身体はすでに限界を超えていたみたい。限界を超えて頑張らせちゃって、苦しませてしまった・・・
 お盆だったから、愛犬の家族が心配して、迎えに来てくれたんだよね。もしそれがなかったら、自分の願いに愛犬が縛られ、さらに長く長く苦しませてしまったんだと思う。愛犬のことを考えて生きてきたつもりが、自分のことしか考えてなかったんだよね。私は本当に大ばか者です。


2011年08月23日(火)

ネットショッピング

 昨日までは涼しかったのに、今日は暑いね。なんとか扇風機でしのいでいるけど、エアコンを使いたい暑さ。何もする気が起きないので部屋の整理をしてるんだけど、必要なさそうな物がたくさん出てきたよ。なんか愛犬が亡くなってから、何もかもがどうでもよくなってしまって。長年維持し続けていた水槽も、この際だからやめようかなって思ってるよ。魚が泳いでる姿を見るのですら、辛くてさ。
 愛犬を失った悲しみから無意識のうちに抜け出そうとしているのかな。買い物ばかりしている。財布の紐の硬い私からすると、考えられない行動だけど。でも結局、買い物して物を手に入れたとしても、愛犬を失った穴を埋めることはできないことに気が付き始めた。部屋の整理をしても、気持ちの整理はつかないし。
 必要なのか不要なのか微妙なところだけど、充電式扇風機なんて買ってしまったよ。扇風機にLEDランプとラジオがセットになった、計画停電対策防災グッズ。震災後に売り出されて5,000円前後で売られていたものなんだけど、計画停電の予定もなくなり、夏も終わりに近付いたために在庫が余ってるみたい。980円で売ってたから、飛び付いて購入してしまった(^^;)
 さらにテレビまで買ってしまったー。お金がないのにテレビまで買うなんて・・・。部屋の整理をして置き場所を確保できたから、32型でも大丈夫だと思って。パナソニックのLEDバックライト付きで3万5000円台で売られていたので、またしても飛び付いて購入してしまった。
 どちらもネット通販だから自宅には届いてないんだけどさ。衝動的に買っちゃったんだよね。
 100円ショップに行ったら、ついついいつもの癖で愛犬グッズを探してしまいます。こんなのあったら便利かなーなんて考えていると、愛犬はすでに亡くなっていることに気が付いてハッとしてため息をつく。結局、意味もなくファイルとかカーボン紙とか買ってしまった・・・
 愛犬が亡くなるのって、こんなにも辛く苦しいものなんだね。


2011年08月24日(水)

限界だったのかなぁ

 現在、母親はぎっくり腰の腰痛で通院中。私の方はというと、まだ悲しみの中から抜け出すことができないまま。気持ちの整理を付けなくちゃいけないんだけど、なかなか難しいよね。愛犬が亡くなるのが、こんなにも悲しいものだとは思わなかったよ。世の中でこんなにも悲しいことがあるのかっていうくらい悲しいよ。
 愛犬のことが忘れられない私の気持ち、戻ってきて欲しい、もう一度会いたいという気持ちが伝わったのかな。今日も愛犬の夢を見たよ。夢の内容は以前とまったく同じで、草原を一緒に駆け回ってる夢だった。愛犬は今、草原の上を楽しく駆け回っているから、心配しないでねっていうメッセージなのかなーとか考えたりもする。うちのワンコは、犬同士の挨拶のできないワンコだったから、天国にいって他のワンコたちと仲良くやってるかなって心配してるんだけど。愛犬の心配をするより、自分の心配をした方がいいのかもしれない。
 母親の様子を見たり、愛犬関連グッズを買ったレシートなんかを見ていると、家族の限界をわかって愛犬は天国に旅立っていったのかなーなんて思ったりもした。動くのも大変そうな母親の姿や、介護に使おうと購入した紙おむつやタオルなど。自分から立てなくなってしまった愛犬を動かすことができるのは、私しかいなかったわけだし。そうなると、ウンチやオシッコをするのも、愛犬にとっては苦痛だったのかもしれない。私自身、手首を痛めてしまったし、毎日全身が筋肉痛だったし。
 どこまでも家族思いのワンコだったんだなーなんて思ったりしたよ。


2011年08月25日(木)

どうなってるのかなー

 先日注文した32型の液晶テレビ。一体、どうなっているんだろう・・・。届くのが9月1日というのだけは判明したんだけど。それ以外はまったくわからん。リサイクルで回収してもらう古いテレビの引取り方法、テレビの運搬や設置、支払い方法など。いちよ一通りの説明は通販サイトに記載されているんだけど、とってもわかりづらく書かれているので理解できない。っていうか、何通りもの解釈ができるのでわかるわけがない。
 やっぱり大きな商品や値段の高い物は、ネット通販を利用するのは避けた方がいいのかもしれないなー。質問してもはっきりした回答が得られないし、トラブルの元になりそうな気がする。安いと思って飛び付いて注文しちゃったんだけど、失敗したなぁー。
 いつも楽しみにしていたスーパー、ホームセンター、家電量販店のチラシを見ても、欲しいなーと思えるような物がなくなってしまった。チラシを見ては、愛犬に使ってあげたいものを探していたことに気が付く。新聞のテレビの番組表を見ても、魅力的な番組は存在しない。生活の中心が抜け落ちてしまったので、興味あるものがなくなってしまった感じがするよ。
 こんなことはやってるのに、ブログ、ツイッター、mixiはまったくやらず、サイトの更新も滞ってる。人との接触を避けたいっていう気持ちがあってさ。現実の世界でも、ネットの世界でも・・・
 今更なんだけど、愛犬が亡くなってから火葬するまでの間。保冷剤や氷を使って冷やしてあげて、その上からタオルを被せてあげたんだけど。下腹部のお腹を中心に冷やしてあげて、背中側からも冷やしてあげる方法が良かったみたい。後になってから知った情報だからわからなくて、身体全体を冷やしてあげてたよ。普通はペットが死んだ時のことを事前に考えながら飼ってる人なんていないから、わかるわけないよなぁー。


2011年08月26日(金)

もっと知識があれば・・・

 ネット通販で購入したLEDライト付き充電式扇風機が届いた。6月や7月頃は、5,980円で売られていた商品も、夏が終わりに近付いたためにアウトレット価格となり980円で購入することができた。手元に届いた扇風機を見てみたところ、うーん、5,980円はあまりにも高すぎるねー、家電製品っていうより玩具に近い印象。980円くらいでちょうど良さそうな商品だと思う。もともと5,980円で売られていた商品なので期待していたんだけど、『やっぱりこんなものか』って感じの商品だった。日常使う扇風機としては物足りないし、LEDは必要ないし、ラジオは携帯ラジオがあるので、結局、使ってない(^^;)
 震災後しばらくの間、夏場の計画停電はどうなるんだろうって心配していて、そういった人たちが飛び付くように買った商品だと思うと、なんだかボッタクリ商品だなーなんて気がした。
 今更、暑い夏に備えても意味がないんだけど、熱中症と老衰で亡くなってしまった愛犬のことを考えると。自分にもっと知識があれば、助けることができた、苦しませることもなかったんじゃないかって後悔しているよ。知識があれば、もっと色々なことができたはずだし、そもそも愛犬を苦しませるようなこともなかったはずだし。自分の知識のなさが悔やまれてならない・・・。愛犬を失った時、自分が獣医師だったらと思って、これから獣医師を目指そうなんて思ったりもしたけど。獣医になるのは医者よりも難しく、国内には16大学しかないみたいで自分には無理だと諦めた(TωT)
 愛犬の介護で名誉の負傷をした母親の腰の状態も、自分に知識があればどう対処すればいいかわかったのに。わかれば痛みを和らげることができたはず。冷やすのが良いとか、温めるのが良いとか、動かすとか、マッサージするとか、安静にするとか。いくつもの病院をたらいまわしにされて、やっと今日になって痛みの原因がわかったみたい。医者に通い始めてから10日もたってやっとわかるなんて、医者のレベルにも疑問を感じるよ。


2011年08月27日(土)

情けないなー

 自分の知識のなさ、愚かさが情けなくてしょうがない。救えたかもしれない愛犬の尊い命を、私が苦しめて縮めてしまったような気がする。もっと色々なことができたはずだし、もっと色々なことをやらなくちゃいけなかったのに、うちの子は病気知らずだから大丈夫などと楽観的に考えすぎていた。愛犬に対しては、申し訳ない気持ちでいっぱいです。もっとちゃんとした飼い主さんにもらわれていれば、今でも元気に生活していたかもしれないのに。
 愛犬は家族のことをとても気にかけていたので、自分は愛犬の遺志を継いで家族のことを考えて生きていこうと思ってる。私の家族への思いは常に裏切られてきたけど、愛犬はどんな事があっても家族のことを考えていたわけだから。愛犬の遺志を自分が継がないと、天国に逝った愛犬は自分はどうして生まれてきちゃったんだろうって悲しんでしまうと思う。
 母親の腰の状態はまだまだ改善されないので、父親と私がおもに買い物を引き受けてるよ。スーパーに行くと無意識に愛犬が使いそうなものを探してしまい、ハッとなって愛犬はすでに亡くなっていることに気が付く。そんな毎日の繰り返し、長い時間をかけて身体に染み込んだ習慣は簡単には洗い流せないね。愛犬が亡くなってから、愛犬と一緒に草原を走る夢を何度も見ているし。愛犬は今でも、私のことを心配しているのかもしれない。
 愛犬には心配かけさせたくないのに、ダメな飼い主だなー。愛犬のことを子供のようにかわいがっていたけど、実は愛犬の方が精神的にも大人だったんだなーって考えさせられるよ。


2011年08月28日(日)

狩りへ

 愛犬が亡くなって今日で2週間。涙を流す回数は減ったけど、それでもやっぱり泣いてしまう日が多いね。自分のせいで苦しませてしまったので、愛犬に対して申し訳なくて。もっと自分が愛犬のことを考えて行動していれば、苦しませることもなかったし、今でも元気にしているはずなのに。
 今日は久しぶりに友人宅に遊びに行ったよ。愛犬が亡くなった時、動物病院に連れて行ってもらったり、火葬場に連れて行ってもらったりと大車輪の活躍をしてくれた頼れる友人です。この友達がいなかったら、私はさらに自分自身を責めることになっていたと思う。悔やんでも悔やみきれないくらい自分を責め続けることになったと思う。友達にはとても感謝している。
 モンハン3rdを購入したとのことなので、一緒に狩りに出ることにした。始めたばかりのはずなのに、充実した防具に身を固め、ボウガンを自在に操る姿は、まるで上位ハンターのような動き。一方で私はと言うと、片手剣でボタンを連打してはモンスターの強烈な攻撃を受け瀕死の重傷を受ける。するといつの間にか回復弾を使って回復してくれる。うーん、始めたばかりのはずなのに、私よりも確実にうまい技巧派ハンターでした。友達がハンターランク2に上がったところで、体力の限界。しばらくしたらまた一緒に狩りに行こうって約束をしたけど、次に会う時は追い抜かれているかもしれない。
 友人宅では猫を飼い始めたんだけど、なかなかカワイイですねー。名前はアイルーかなとか思ったんだけど、ちゃんとした名前だった(^^;)
 夕食には数年ぶりとなる焼肉を御馳走してもらって、またしても数年ぶりとなるビールも飲んでみた。美味ですなぁー(^^)。自分だけ楽しむんじゃなくて、愛犬のお供え用に少し持ち帰ってくればよかったかなー。焼肉の席待ち時間があったので、その間にホームセンターに連れて行ってもらったよ。愛猫のおもちゃを探していたけど、私はこっそり木の板を購入。何に使うかは言わなかったんだけど、お墓詣りに行くときに愛犬の卒塔婆を作ろうかなと思ってるよ。自分で作れるのか、不安なんだけど。


2011年08月29日(月)

買い物とか

 昨日、友達の家に行ってモンハン3rdをやりすぎたのかな、今日は身体中が筋肉痛だよ。ただ座ってモンハン3rdをやっていただけなのに、なんで筋肉痛になるんだろう(^^;)。自分のハンターランク上げを手伝ってもらおうと思ってたんだけど、友達のハンターランク上げを手伝って疲れ果ててしまったー。
 母親の腰の状態はまだ良くないので、私が買い物をしているよ。愛犬の世話で腰を痛めてしまったんだけど、私がやらなくちゃいけないことを母親にやらせちゃったから腰を痛めちゃったわけだし、愛犬も母親の腰の状態を心配していたわけだし。愛犬から私には思いやりの気持ちが足りないと、教えられちゃたからなー。手伝えることは、手伝うようにしないとね。
 どれだけちらかってるんだと思われちゃうかもしれないけど、今日も部屋の整理をした。もうすぐ液晶テレビが届くので、設置場所の確保が目的なんだけど。
 築30年以上の木造2階建て住宅で地震に弱いため、2階部分を軽くして東日本大震災の余震に耐えられるようにするのも目的のひとつだったりする。東日本大震災以降、少しずついらないものを処分してきたから、東日本大震災以前に比べたらかなり軽量化できているはず。あとは耐震補強工事で対応するしかないよなー。この他にいらないものといったら、スキー板くらいか・・・。涼しくなったらリサイクルショップに持って行ってみようかな。数万円で購入したスキー板も、数百円でしか買い取ってくれないんだろうなー。スキーそのものが流行ってないし、古いタイプのスキー板だし。
 今日もかなりの量のゴミが出た(^^;)。やはり定期的に整理整頓しないとダメですねー。


2011年08月30日(火)

懺悔な日々

 愛犬を失ってしまったことに慣れない生活が続いてるよ。昼食後は愛犬の歯磨き&耳掃除タイムなので、昼食後はいつもの癖で手を洗った後、愛犬用の歯ブラシに手が向かってしまう。そしてすでに愛犬がいないことに気が付いて、悲しくなってしまう。今では愛犬と触れ合いの時間が、愛犬にお供えをする時間に変わってしまった・・・
 高齢犬ではあったけど、飼い主の気持ちを察して頑張ってくれました。夏の暑さ対策も試行錯誤しながらやっていたんだけど、自分の小さな試行錯誤では愛犬の熱中症を防ぐことができなかった・・・。エアコンをかけ、首に保冷剤を巻き、凍らせたペットボトルを抱きかかえさせたり、暑い日には身体に濡れたタオルをかけたりしていたんだけど。そういった対策をもっとしっかりとやってあげるべきだった、そうすれば暑さに苦しむようなことはなかっただろうし、熱中症で苦しませてしまうようなことはなかったと思う。
 愛犬の寿命を縮めてしまった自分の行動、愛犬を苦しませてしまった自分のふがいなさが、情けなくてしょうがない。愛犬に対しては、申し訳ない気持ちでいっぱいで、毎日が懺悔の日々です。私が悪かったんです。
 昨日に引き続き、今日も買い物。いちよペットロスからくる買い物依存症とかではないと思うんだけど・・・。愛犬を失って、その代わりになるものがこの世界に存在するのかと考えれば、愛犬の代わりになってくれるようなものなど存在するはずないから。腰を痛めてしまった母親に代わって、買い物担当をやっております。
 お米を買いに行ってきたんだけどぉー、驚くことにお米がないんだよねー。福島原発の影響が心配だから新米じゃなくて、去年のお米が欲しかったんだけど、いつも買ってるお米は売り切れで、売られているお米の在庫も少ない・・・。みんな買い溜めしてるみたいだね、私以外にも去年のお米を買って帰って行った人がいたし、新米を見ている人は誰もいなかった。結局、いつもより高いお米を渋々と購入することになってしまった。


2011年08月31日(水)

明日はテレビ

 愛犬のことを考えない日っていうのは、存在しないものですねー。愛犬が亡くなってまだ2週間なので、当たり前かな。昨日の夜は、色々なことが思い出されてきて、自分自身の不甲斐なさに涙を流していたよ。私がもっとしっかりとしていれば、愛犬を苦しませるようなことはなかったし、助けることもできただろうし、そもそも熱中症になんてならずに済んだはずなのに。
 亡くなる前日、抱っこした時にちょっと体温が高いかなーなんて気がしたんだよね。その時、しっかりと身体を冷やしてあげれば、熱中症になんてならずに済んだのに。結果的に、苦しませて死なせてしまうという、飼い主としては絶対にやってはいけないことをやってしまった。
 ペットロスからくる買い物依存症ではないと思うんだけど、明日はいよいよ自宅にテレビが届きます。今月はテレビのない生活を送っていましたが、なければないでどうにかなるものだなーなんて思ったりもした。ただニュースを見たりしなくなるので、世間の話題に着いていけなくなっちゃうんだけど、それどころの状態ではない生活だったので気にならなかったし。見たこともないNHKの衛星放送の受信料を払えとやってくる、受信料の訪問販売員がウザい・・・。押し売りのヒトに言わせると衛星放送が映るっていうんだけど、見たことないし、実際に映るのかどうかもテレビが壊れた今となっては確認できないし。
 とりあえず壊れたテレビはすぐに回収してもらうため、玄関先に置いといた。新しいテレビは自分で2階まで上げて設置しなくちゃいけないので、階段などに置いてある邪魔になりそうな物はすべて移動させといた。そしたら千葉県と神奈川県を震源とする地震が2回も来たので驚き、地震速報を見ようとテレビを点けようとしたけどテレビがなかった(^^;)
 HDMIケーブルを持ってないんだけど、自分で繋げられるかなー。HDMIケーブルは、後日購入することにしよう。台風12号が接近してるんだけど、ちゃんと明日には届くのかなー?

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